進まないイラン制裁

こちらは中東情勢。

中国の妨害や、イスラエルの「暴走」によって、遅れに遅れているイランの制裁問題で、米国が焦っています。

米国は、G8でも制裁に向けての国際世論喚起に必死ですが、そもそも欧州諸国がこの問題で本当に米国に協力する気があるのか、少し疑わしいものがあります。

2005年頃に絶頂を迎えた「米国の時代」も今は昔です。
2006年には本当にイランに攻め込みかねない勢いだった米国が、今やここまで手をこまねいています。

中国とロシアの挑戦を許し、欧州とも軋轢を生み、最重要同盟国である日英にもそむかれつつある米国の姿を見るにつけ、2006年の富士箱根神業で、神様がおっしゃった「あと6年で米国の時代が終わる」という言葉が重みを増してきます。

この3月。世界にはあまりにいろいろなことがありましたが、国際情勢は深いところで、大きな地殻変動を起こしつつあります。

はたして、菊理姫様と国常立大神様は、何を意図しておられるのでしょうか。


■対イラン制裁を「数週間で」実現させる 米大統領

2010.3.31 09:07

 オバマ米大統領は30日、ホワイトハウスでフランスのサルコジ大統領と会談後に共同記者会見し、核開発を続けるイランに対する国連安全保障理事会の追加制裁決議について「この春、数週間のうちに」実現させる意向を表明、サルコジ氏もこれを支持した。

 イランとの対話外交を続けたオバマ氏が、追加制裁の具体的時期に言及するのは初めてとみられる。交渉の期限とした昨年末までにイランが譲歩を示さなかったため、米政府は制裁強化への転換を表明していた。

 オバマ氏は、中国など国際社会の一致した支持は得られていないと認めたが、イランとの対話を試みたことで「強力な制裁を手にするための足場は強まった」と指摘。数週間での制裁実現に楽観的な見方を示した。(共同)

誰が船を沈めたのか

朝鮮半島のミステリーです。

先日の、コルベット沈没の原因について、事故説や浮流機雷説など、様々な説が流れていますが、韓国政府としては、まだ北朝鮮による攻撃説を否定していません。

むしろ、「北側から砲声が聞こえた」とか、「北の潜水艇が姿を消していた」など、北の関与を匂わせるような話が、韓国政府内から(なかば意図的に)流されています。

当然、北朝鮮側からの公式コメントは、現時点で何もなし。

昨年の経済再建作戦の失敗によって、北朝鮮はさらに大きなダメージを負ったといいます。病人が体を鍛えようとして無理な運動を行ったようなもので、北の経済は地下マーケットに至るまでほぼ壊滅状態だそうです。これは、責任者を何人処刑しようと回復できるものではありませんし、金正日から後継者への権力委譲過程も、大幅に遅れているようです。ミサイルだの、核実験だのといって勇ましかった昨年の今ごろが、なんだか懐かしい気がしますね。

朝鮮半島情勢は、静かに、そして確実に、不穏の度を増しています。


いずれにせよ、国常立大神様が「戦争の危機」について言及された3月は、本当にそのとおり、中東と朝鮮半島、そしてロシアで、いくつもの爆発があり、多くの犠牲者を出して過ぎようとしています。

無論、神様は悲劇など望んでおられるわけではありません。いずれにしても最も被害の小さい形で収まり、これ以上の悲劇が起きないよう、祈り続けるほかありません。


■【韓国艦沈没】沈没前に北朝鮮の潜水艇が基地から姿消す 

2010.3.31 10:13

 【ソウル=水沼啓子】31日付の韓国紙、朝鮮日報によれば、南北境界水域で韓国海軍の哨戒艦が沈没した原因について、米国の偵察衛星の写真などを分析した結果、沈没のあった26日をはさんで、白●(=領の頁を羽の旧字体に)島から50キロ余り離れた北朝鮮の基地から潜水艇(あるいは半潜水艇)が数日間消えた後、再び基地に戻ったことが分かった。韓国政府筋が明らかにしたという。

 この政府筋は「北の潜水艇や半潜水艇が基地から消えたりするのはよくあることなので、今回の沈没との関連性を断定するのは難しい」として「具体的な状況を確認中」と述べた。

 潜水艇よりも小さい半潜水艇の場合、海上を航海する際もレーダーでの捕捉(ほそく)が難しいという。金泰栄国防相は29日の国会国防委員会で「北朝鮮の半潜水艇は魚雷2発を発射することができる」とし、沈没の原因が半潜水艇による攻撃の可能性であることも否定しなかった。

憎しみの連鎖を断て

言葉もないほど恐ろしい事件です。

モスクワの地下鉄テロ事件は、チェチェン勢力が犯行声明を発したようですが、いったいいつまで憎しみの応酬が続くのかと、暗澹とした気分になります。

3月は中東と朝鮮半島で、不穏な空気が漂いましたが、最後にロシアでショッキングな事件です。犠牲者やそのご遺族のことを考えると、胸が締め付けられる思いがします。

これでまたロシアは、チェチェンをはじめ、国内イスラム勢力の討伐に注力せざるを得なくなります。プーチン「王朝」にとっては大きな打撃ですし、闇組織の力が弱まったことの証左かもしれません。アジアやヨーロッパなど、周辺国への膨張圧力は、これで和らぐことも予想されます。

それにしても、犠牲者は罪のない人々です。

国際政治がダイナミックな動きをするとき、特に人の命は鴻毛より軽く扱われることがあります。「天地に仁なし、万物をもって芻狗(すうく)となす。聖人は仁ならず、百姓(ひゃくせい)をもって芻狗となす」といいますが、結局、弱い人、貧しい人から、歴史の激流に巻き込まれ、命を失うことになるのです。

こうしたことがふたたび繰り返されることなく、全世界が武器を捨て、対話と協調の道を歩む日がくるよう、世界連邦政府の一日も早い樹立を祈り続けたいと思います。


■米ロ、プラハでもテロとの戦い協議 両大統領が電話会談

2010年3月30日10時23分

【モスクワ=副島英樹】モスクワ中心部の地下鉄で起きた連続爆破テロを受けて、オバマ米大統領がロシアのメドベージェフ大統領と29日、電話で会談した。ロシア大統領府が同日夜、明らかにした。両大統領は4月8日に新たな核軍縮条約に署名するためにプラハで会談する際、テロ組織との戦いについても話し合うことを確認した。

 インタファクス通信によると、メドベージェフ大統領はオバマ大統領からの哀悼の言葉に感謝を示し、「テロとの戦いは米ロの協力が最も求められる分野の一つだ」と強調。「テロの脅威が地球を占領しないよう力を合わせたい」と述べた。オバマ大統領は「アメリカ国民がロシア国民のテロ組織との戦いを完全に支持し、できる限りのことをする用意があることを知ってほしい」と応じた。

 電話会談は米国側のイニシアチブで行われたという。

「2番底」の危機、去る。

「2番底の危機は、3月いっぱいくらいで消えていくだろう」と、神事で深見先生がおっしゃった通り、その発信源となるはずだったギリシャの信用問題がひとまず解決しました。

すったもんだありましたが、なんとか、当座の破たんを回避する資金を調達できたとのこと。ごっぽりとギリシャに現金が振り込まれる形での救済方法をみるにつけ、三輪の神様のお働きの凄まじさを感じざるを得ません。まして、今回はへびつかい座の神という「宇宙神」もフル活動です。あらためて、すごいですね。

ギリシャ危機をめぐっては、EU版IMFの創設をはじめ、数々の新しい枠組みが登場しました。共通の通貨を持ったひとつの経済圏の中で、一国の経済危機にどう対処するかという、新しい課題への挑戦でしたから、今後もこのケースは注目されるでしょう。

もっとも、EUはまだ、PIGS(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン)という財政危機国群があり、いつ発火するかわかりません。あるいはSTUID(スペイン、トルコ、UK:英国、イタリア、ドバイ)という国々も、財政破たんの危機がささやかれており、油断ならないのも事実。PIGS(豚野郎)、STUPID(アホ)と罵られるだけならまだしも、ひとたび火を噴けば、まだまだ弱い世界経済を崩壊させかねないだけに、来るべき「3番底」の原因に十分なり得ます。

いずれにせよ、未曽有の経済危機からの脱却はまだ少し時間がかかりそうですが、こうした混乱の中で、世界経済は新しい枠組みを見つけ、新たな繁栄の方程式を見出しつつあるのも事実。前途多難、山あり谷ありではありますが、同時にまた、前途洋々、未来はバラ色であることを信じましょう。


■50億ユーロの国債発行に成功=金利は独の2倍以上-ギリシャ

 【フランクフルト時事】ギリシャ政府は29日、7年物国債を発行し、50億ユーロ(約6200億円)の資金調達に成功したことを明らかにした。先週のユーロ圏各国のギリシャ支援枠組み合意後、初めての国債発行となったが、資金調達環境の厳しさは変わらず、市場の信頼回復にはまだ程遠い状況となっている。
 この日発行されたギリシャの7年物国債の表面利率は5.90%。ユーロ圏で基準となるドイツ国債の7年物利回りは現在2.8%程度のため、ギリシャの資金調達コストは、域内で最も信用力のあるドイツの2倍以上に達した格好だ。(2010/03/30-06:05)

半島情勢、不穏に

韓国政府の見解では、コルベット艦の沈没に北朝鮮が関与した形跡は薄いとのこと。

ほっとしたのもつかの間、北側が韓国側に新たな無理難題を突き付けてきました。

いったいなぜ、この時期に、こうした挑発的な言動を繰り返す必要があるのか。北朝鮮のやることは、いつもながら謎に満ちています。

ただ、私たちとしては、ぴたり今年の3月に、こうしてキナ臭い事件が続いていることが驚きであり、それゆえに、大きな戦争などに発展しないよう祈るしかありません。

北朝鮮に関していえば、この国の人々も極限の状況にいます。一刻も早く、まともな暮らしができるよう、かの地の人々のためにもなんとかしてあげたいのは山々ですが、いきなり北の政権が崩壊すれば、韓国をはじめ、日本も大混乱に陥り、大きな負担を負ってしまいます。その被害たるや、小さな戦争を二つ三つしたのと変わらないくらいの規模になるでしょう。何十、何百万という人々が、危険にさらされるのですから。

なんとか一番いい解決策がありますようにと、ただただ祈り続けるしかりません。



■北朝鮮、非武装地帯への観光客立ち入り禁止を要求

2010年 03月 29日 10:51 JST

[ソウル 29日 ロイター] 北朝鮮は29日、米国と韓国が軍事境界線周囲にある非武装地帯への観光客の立ち入りを禁止しない限り、予測できない惨事を招くとして警告した。
 国営の朝鮮中央通信社(KCNA)が、匿名の朝鮮人民軍スポークスマンの発言として報じた。

 スポークスマンは、韓国は国境付近への観光客の立ち入りを許可することで「非武装地帯を(北朝鮮との)対立の舞台、および心理戦の戦場に変える故意の行為を行っている」と非難。その上で「われわれの警告にもかかわらず、米韓2カ国が、朝鮮半島問題のために設けられた非武装地帯を悪用するという誤った行為を続けるならば、人命の犠牲を含む予測不能な事態を招く恐れがある」と警告した。

 26日には、韓国海軍の哨戒艦(1200トン級)が黄海上の南北境界付近で沈没し、朝鮮半島の緊張が高まっていた。当初は、北朝鮮が関与した可能性があるとの報道を受け、市場は動揺したが、その後韓国政府は、北朝鮮が関与した可能性は低いとの見方を示している。

 北朝鮮の国営メディアは、韓国海軍の哨戒艦沈没に関しては、これまで沈黙を守っている。

米英同盟の終焉

日米同盟がぐらついていますが、英米関係も同様のようです。

2006年の富士箱根神業で、「あと6年で米国の時代が終わる」と神様がおっしゃったとき、盤石だった米国の一極体制が簡単に終焉を迎えるなど、ちょっと予想できない状況でした。

しかし、その後、イラクおよびアフガンでつまづいた米国の劣勢は隠しようがなくなり、真っ向から中国、ロシアの挑戦を受けるようになりました。

そして、「米国の時代」を支えた最重要の柱、英米同盟と日米同盟の両方を失いつつあります。

混沌と混乱に向かい、そしてその中から新たな希望と秩序を見つけようとする世界。米国の時代は確かに終わりに向かっています。

そしてその葛藤の中から、「日本の時代」が始まるのでしょう。

歴史は今、猛烈な速度で動いています。



■英国:米と「特別な関係」終幕 国内、オバマ外交に不満--下院委が報告書

 【ロンドン笠原敏彦】英下院外交委員会は28日、英米関係に関する報告書を公表し、両国間の「特別な関係」はもはや実態を示していないとした上で、米国に対し「いとわずにノーと言う」べきだと勧告した。オバマ米政権が多極化する世界で相対的に英国・欧州への関心を薄める中、両国関係にはきしみが目立っている。報告書は英国の伝統的な外交姿勢の変更を求めるもので、流動化する国際秩序を反映している。

 「特別な関係」という表現は、チャーチル元首相が1946年の「鉄のカーテン」演説で言及。情報・軍事面で密接な協力関係を持つ両国の関係は、80年代のサッチャー首相とレーガン米大統領による対ソ連強硬路線などに象徴される。英国にとってこの関係は国際社会で「実力以上の影響力」を発揮する基盤となってきた。

 英メディアによると、報告書(244ページ)は「特別な関係」という表現を今使うことは「英米関係が英国にもたらす利益について非現実的な期待を生む」と指摘し、「その使用は避けるべきだ」と結論付けている。

 その弊害については、03年にブレア首相がブッシュ米大統領と肩を並べてイラク開戦に突き進んだ教訓に触れ、「英国は米国の従順なプードル犬との認識が海外にも広がったことは、英国の評価と国益を大きく傷つけた」と指摘した。

 報告書は英米関係が「重要で貴重」と認めながらも、「英国が米国を常に敬う必要はなく、利益が異なる場合はノーと言うことをいとうべきではない」と勧告した。背景には、外交の多角化が必要との認識がある。

 ゲイプス委員長は「長期的に見て、英国が過去のように米国に影響力を行使することはできなくなるだろう」と述べた。

朝鮮半島で何が起きているのか

結局、誰が韓国の哨戒艦を沈めたのでしょう。

韓国軍は北朝鮮からの攻撃の可能性を排除していませんが、そうだとしても、いろいろと疑問が高まります。「この時期にいったいなぜ」というものです。

金正日氏の後継者への権力委譲の最中という北朝鮮ですが、経済再建が思うようにすすまないため、ここでひとつ軍事的な「勝利」が欲しいのではないかという憶測があります。

ともあれ、本格的なエスカレートだけは避けて欲しいものです。国常立大神さまが、今年3月の戦争の危機に言及された際、「本来もっと大きな戦争になるところを、小さな形で散らす」とおっしゃっていました。

今回の事件の犠牲者やそのご遺族のことを思うと胸が痛みますが、船一隻だけの事件で終息してくれるよう、祈るしかありません。


■韓国軍、北攻撃の可能性排除せず…哨戒艦沈没

 【ソウル=前田泰広】韓国軍合同参謀本部は27日、韓国海軍の哨戒艦「天安(チョンアン)」(1200トン級)が南北朝鮮の海上境界線にあたる北方限界線(NLL)付近で爆発、沈没したことに関連し、「正確な原因は艦艇の引き揚げ後に判断する」方針を明らかにした。

 詳しい調査結果が出るまでは、北朝鮮による攻撃だった可能性を完全に排除しない立場を示したものだ。

 ただ、北朝鮮の攻撃を受けた可能性は低いとの見方も出ている。複数の韓国政府関係者によると、爆発当時に北朝鮮艦艇がレーダーに捕捉されていないことや、現場海域の水深が浅く、北朝鮮の潜水艦が侵入するのが難しいためだという。

 合同参謀本部当局者は27日の国会国防委員会で、哨戒艦内部で爆発が起きたと仮定した場合、「気化した油、弾薬、火薬類が原因になりうる」と述べた。

(2010年3月27日20時52分 読売新聞)

はやぶさ、帰還へ

日本人としては、嬉しいニュースです。

何度も「だめか」と思われた「はやぶさ」が、どうやら地球に帰還できる見込みとのこと。天晴れですね。

「はやぶさ」プロジェクトは、世界中から高い評価を受けています。今さらのように、友人宇宙飛行で国力増進をアピールする中国の宇宙計画などより、はるかに斬新なこのプロジェクト。科学的な成果は、おそろしく高いといいます。

日本という国家の「凄さ」を見せつける出来事ですね。

「はやぶさ」が帰還するのは、「富士山からコスモスが出てくる」といわれる6月です。とにかく、とても楽しみですね。



■地球帰還、ほぼ確実に=小惑星探査機「はやぶさ」-宇宙機構

 小惑星「イトカワ」への着陸成功後、数々のトラブルを乗り越えて地球帰還を目指す探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は27日、地球のごく近くを通過する軌道への投入に成功した。今後も、大気圏突入に向けた軌道の微調整を続けるが、寿命が懸念されていた航行用のイオンエンジンの連続運転を終え、目標とする6月の地球帰還はほぼ確実になった。
 はやぶさは小惑星の岩石試料を採取し、地球に持ち帰るのが目標。2003年5月に打ち上げられ、05年11月にイトカワ着地に成功したが、燃料漏れや姿勢制御装置の故障などが続発。当初の予定を3年延期して今年6月の地球帰還を目指してきたが、最後に残ったイオンエンジンも寿命が危ぶまれていた。
 27日午後、神奈川県相模原市の運用管制室で、管制チームがイオンエンジンの運転を止める指令を送信。約5分後に停止が確認されると、管制チームはほっとした表情で喜び合った。
 はやぶさは地球の高度約1万4000キロを通過する軌道に入っており、今後は、岩石試料を採取できた可能性のあるカプセルを回収するため、大気圏突入に向けた微調整を続ける。(2010/03/27-19:26)

南北交戦?

ちょっとひやりとするニュースですね。

北朝鮮側からの攻撃ではないか、という報道もあるようです。

国常立大神様のおっしゃった「3月の戦争の危機」は、いくつかの可能性があるそうですが、これもまたひとつかもしれません。

本当にこの3月に、中東情勢がキナ臭くなってきましたが、極東でもこうしたニュース。

いかなる事態にエスカレートすることもなく、事態が収拾するよう祈ります。



■韓国の哨戒艦が沈没の恐れ=対北境界線付近で爆発

 【ソウル時事】韓国合同参謀本部によると、黄海上の南北軍事境界線とされる北方限界線(NLL)付近の白※(※=令の右に羽)島南西沖で26日午後9時45分ごろ、警備活動中だった同国海軍の哨戒艦の船底に爆発で穴が開き、浸水した。沈没の恐れが出ている。爆発の原因は明らかでないが、李明博大統領は安保関係閣僚会議を招集した。
 YTNテレビによると、大統領府スポークスマンは「現在、北朝鮮との関係は確認されていない。原因も把握できていない」と語った。
 聯合ニュースによると、乗組員104人中、これまでに58人の救助が確認された。爆発時、多数が海に飛び込んだという。
 軍当局者は「後部のスクリュー付近に穴が開いており、攻撃を受けた可能性もある。当時近くにいた別の哨戒艦が正体不明の物体に向け北方向に発砲したと聞いている」と述べた。(2010/03/27-00:57)

米ロ、合意

米国とロシアが核軍縮に合意したとのこと。

世界は新たな核管理、核協力の時代に入ろうとしています。

イランで起こっていることも、北朝鮮で起こっていることも、つまるところ「核を誰がどう管理するか」という問題に帰結します。核兵器のように、いったん使われると、途方もない被害が連鎖して起きるものを、一つの国家が無制限に持っていいのか、という問題です。

それゆえ、「核保有国」以外には新たな核を持たせないという、「水平的」な核不拡散体制があります。

しかし、99%の核は常任理事国5カ国、わけてもその9割は米ロが保有しているわけです。「垂直的」な核管理は皆無。

そこに、オバマ大統領の掲げる「チェンジ」のメスが入りました。これで、核管理、核削減、核廃絶に至る道筋が、またひとつできたことになります。

無論、難しいのはこれからです。しかし、またひとつ、確実に、世界の何かが進歩しました。


■新核軍縮条約で合意=プラハで調印へ-米ロ

 【ワシントン時事】米ロ両国は26日、第1次戦略兵器削減条約(START1)の後継となる新核軍縮条約の調印で最終合意に達した。オバマ米、メドベージェフ・ロシア両大統領は4月8日にチェコのプラハで新条約に調印する。
 米ロ両国は世界の核兵器の95%を保有。新条約が両国議会の批准を経て発効すれば、核軍縮が一層進むとともに、オバマ大統領が提唱する「核なき世界」構想の推進にも弾みを付ける歴史的合意となる。
 両大統領はこの日、電話協議を行い、条約の内容で最終合意に達した。両国はそれぞれ、核弾頭数を現行上限の2200発から1550発へ、運搬手段を同1600基・機から800基・機へ削減する義務を負う。(2010/03/27-00:14)