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小惑星の衝突から、地球を守れ

今年6月3日、木星に小惑星が衝突したそうです。実は昨年の7月にも、木星には小惑星が突入しており、これほどの頻度で太陽系内の惑星に、天体衝突が起こったことに、科学者たちは驚いているとのこと。

小惑星衝突はやはり、「そこにある危機」なのです。いつ、地球に大規模衝突が起こっても、おかしくありません。それは、このことが世間で話題になるずいぶん前から、ワールドメイトでしばしば教えていただいた通りです。

こうした「人類共通の危機」に対処するための観測体制が、この5月に始まったそうです。興味深いですね。

人類が共通して対処せねばならない事態が、ひとつ、またひとつと増えています。環境問題、疫病、経済危機、核の拡散、テロ、自然災害。こうしたことに、どう立ち向かうか。万が一にも人類が滅亡したり、文明社会が崩壊したりしないよう、人類の叡智を結集しようという流れが、少しづつですが、確実にできつつあります。

10年前、20年前と今とでは、新聞紙面を飾るグローバルなニュースの質が、根本的に変化しています。ゆっくりと、行きつ戻りつですが、人類は進歩を遂げつつあるようです。



■世界最大のデジカメで小惑星接近を監視

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
6月25日(金) 15時 4分配信 / 海外 - 海外総合

 地球に大災害をもたらすような小惑星が地球に向かってきたとしても、これからは早めに発見できるかもしれない。世界最大のデジタルカメラを搭載したPS1望遠鏡が、ハワイの休火山ハレアカラ山の頂上で本格稼働を開始した。隕石や未知の天文現象を探して天空を観測し、1日に数百枚の高解像度画像を撮影している。

 PS1望遠鏡は、全天観測プロジェクトPan-STARRS(Panoramic Survey Telescope & Rapid Response System)で建設が予定されている4台の望遠鏡の最初の1台である。地球近傍小惑星を発見するための施設で、人の住む地域に衝突すればその周辺に大きな被害を与えるような直径300メートル程度のものから、地球規模の大災害をもたらしうる直径1キロほどのものまでを対象とする。

 この望遠鏡で収集したデータを解析しているハーバード・スミソニアン天体物理学センター助教のエド・バーガー氏は、「現在のところ最も精度の高い早期警戒システムだ」と語る。同センターはPS1に資金を提供するコンソーシアムに参加している。

 PS1望遠鏡で初めて観測が行われたのは2008年末のことだが、日没から日の出までの完全運用が始まったのは2010年5月になってからである。

 現在、30秒に1枚のペースで1400メガピクセルのカメラで夜空の満月36個分に当たる範囲を撮影している。この視野の広さはハッブル宇宙望遠鏡のメインカメラの3600倍である。この写真1枚を300dpiでプリントするとバスケットボールのコート半分の大きさになる。DVDで1000枚分に当たる合計5テラバイト近いデータが毎晩集められ、1カ月で全天の6分の1の範囲の“地図”が作られる。また従来の機器に比べ、10分の1の明るさの天体まで観測することができる。

 このような高い能力は、地球に被害を与える隕石のような特異なものだけでなく、惑星程度の大きさの太陽系の天体から、はるか彼方の宇宙の大変動まで、莫大な数のごくありふれた現象を発見するために威力を発揮する。「例えば、世界中の天文学者が丸1年かけて発見したよりも多くの超新星爆発などの天体の爆発現象を、わずか1カ月で発見することができた」とバーガー氏は電子メールでの取材に対して答える。

 しかし同氏が最も期待するのは、PS1 望遠鏡によってこれまでまったく観測されたことがなかった天文現象を発見できる可能性があることだ。「今後数カ月か数年の間に、星の一生の最後の瞬間やブラックホールや中性子星の誕生に関して新たな知見を私たちにもたらすような、誰も見たことのない種類の天体の爆発を発見するのではないかと考えている。これは、時間と空間の両方を軸とした宇宙の“地図”を作るという壮大な目標への一歩となるだろう。また、従来よりもはるかに精密な太陽系の“地図”を描いたり、かつてない高感度で観測することで天の川銀河の形成過程を研究したりすることも可能になるだろう」。