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菅首相、いきなりのピンチ

参議院選挙を前に、菅政権が迷走気味です。

外交デビューとなるG8、G20に際して、消費税増税に言及したことで、なんとか諸外国から袋叩きにあうことは避けられました。国際社会では、日本の財政赤字はもはや、世界経済の不安定要因と看做されていますので、「景気か財政か」が焦点になっている今、財政健全化へのコミットメントはやむを得ません。

しかし、この「消費税10%」発言が、国内で反発を招き、菅政権の支持率を急落させました。参議院選での単独過半数獲得が難しくなったのです。そこで、新たな連立先としてみんなの党に打診したことが報じられると、これがまた逆噴射。みんなの党はこれを否定し、現在の連立先である国民新党も反発しました。就任一カ月にも満たない菅首相ですが、いきなりのピンチです。

そこに、「宿敵」小沢氏が動き出しました。強烈に、菅氏らの執行部を批判しはじめたのです。

先日の人事で、菅氏らが、あからさまに小沢派を冷遇した遺恨があり、小沢氏らがいつ反撃に転じるかは時間の問題とみられていましたが、それにしても早い展開です。


菅政権が誕生したまさにその時に行われた雄島雌島神業では、菅首相が相当な困難に直面することがはっきりと言われていましたが、いきなりそうなりました。いずれにせよ、日本の国は今、浮上するか沈没するかの分岐点にいます。菅首相個人や民主党という政党への支持如何はどうあれ、国家のため国民のために祈り続けたいと思います



■「約束、実行しなきゃ駄目」 小沢氏、菅執行部を批判

2010年6月28日22時2分

民主党の小沢一郎前幹事長は28日、党が子ども手当の満額支給断念など昨年の衆院選マニフェストを見直したことについて「約束は実行しなきゃ駄目だ。政権取ったら、カネがないからできません、そんな馬鹿なことがあるか」と述べ、菅執行部の対応を批判した。愛媛県今治市での会合で語った。

 小沢氏は公示日の24日は山梨、25日は青森と1人区を中心に選挙遊説を続けている。新執行部が人事や政策で「脱小沢」路線を進めたことに対し、様子見の姿勢を示していた小沢氏だが、選挙戦が始まってからは執行部批判を鮮明にした。

 この日の会合で、小沢氏は「公然と政党が約束し、政権を与えられたのだから、やればできる。必ず私が微力を尽くし、約束通り実現できるよう頑張りたい」と強調。菅直人首相の「消費税10%」発言についても「一生懸命無駄を省き、最終的に4年たって、社会保障費などがどうしても足りないという場合は検討しなければならないが、(昨年の衆院選で)上げないと言ったんだから約束は守るべきだ」と訴えた。

 会合後も収まりがつかない様子で、小沢氏は記者団に「国民の皆さんと約束したことは、何としても守らなければ社会は成り立たない。これでは結果としてうそをついたことになる」と述べた。