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アメリカの時代を終わらせるもの


国連から衝撃的な報告です。

現在のドル基軸通貨制度を見直すように勧告するものです。

もし、このとおりにやれば、アメリカの覇権は終わります。アメリカの力の源泉は、軍事力と経済力ですが、世界の基軸通貨を発行していることが、その、そもそもの淵源です。アメリカにいつまでも富が集まり、世界の全軍備の半分以上を単独でまかなえるのも、すべてドルが基軸通貨だからこそです。

しかし中国やロシアは、以前から、米国からこの特権を取り上げ、新たな基軸通貨を設定すべきだと主張してきました。昨今の金融危機の背景には、基軸通貨をめぐる米国と中露の暗闘があったともいわれています。

このたびの国連レポートは、かねてからの、中国らの主張を裏付けるものです。

オバマ政権が「決戦場」と指定したアフガンでも、米軍は敗北を喫しつつあります。中東、中央アジア地域での、米国の影響力低下は、もはや隠すべくもありません。


2006年の富士箱根神業で、「あと6年でアメリカの時代は終わる」と予言されましたが、静かに、その通りの事態が進んでいるようです。



■ドルに代わる準備通貨が必要=国連リポート

2010年 06月 30日 09:43 JST

[国連 29日 ロイター] 国連は29日に公表したリポートで、ドルは、安定した価値を維持するという準備通貨の条件を満たしていないとし、ドルに取って代わる新たな準備通貨が必要との認識を示した。
 一方、国連の経済社会理事会に参加した複数の欧州当局者はこれに対して、どの通貨を準備通貨として保有するかは、政治家ではなく市場が決定するもの、との考えを示した。

 国連は「国連世界経済・社会調査2010年」と題したリポートで、「ドルについては、価値が安定した蓄えということは証明されていない。このことは、安定的な準備通貨の必要条件である」との見方を示した。

 「多くの発展途上国は2000年代に、主に、コモディティ市場や資本の流出入における変動に対応する保険という理由で外貨準備として米ドルを積み上げた」と指摘した。

 その上で「唯一の主要準備通貨として米ドルに依存しない新たな世界の準備通貨システムの構築が可能だ」との考えを示し、国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)が主要準備通貨としてドルに取って代わることができるとの考えを示した。