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アジアに夜明けはくるか?

国連事務総長がミャンマー入りしたそうです。

サイクロン被害への対応について、かなり突っ込んだ話がなされているようですが、こうしたことは軍が政権を掌握してから、初めてのことです。

不幸な災害を乗り越え、これを契機に、ミャンマーの人々が幸せに暮らせるような、すばらしい変化が起きることを祈ります。

そんな中、福田首相が「新福田ドクトリン」を発表するというニュースがありました。

詳しい内容はまだ見ていませんが、「アジア防災網」を建設するのだとか。

すごいと思いませんか?

21世紀は日本の時代。そしてアジアの時代。
世界で最も繁栄して幸せなアジア。

そうなるように、祈りつづけてきました。

その第一歩になるかもしれません。


21世紀になってから、アジア諸国で深刻な激甚災害が続いています。

巨大地震に、大津波、集中豪雨、台風、サイクロン、大雪害・・・。

「有史以来」の名を冠する大災害が、毎年のように、アジア地域にだけ、集中して起きているのです。

しかし、そのたびに、アジア諸国が互いに助け合い、ひとつひとつ信頼を深めているのも事実です。


アジア各国はそれぞれ、歴史的にもまだ清算の終ってない問題が山積していますが、打ち続く災害が、そうした垣根を越えさせているのかもしれません。

考えてみれば、ヨーロッパだって、隣国同士の血みどろの殺し合いを1千年も続け、2度の世界大戦を経て、ようやく相互の信頼と協力を確立したのです。

アジアは、まだその途上ですが、災害が契機になって信頼が醸成されるとなれば、悲劇の記憶が未来のために活かされるはずです。


ことに日本にとっては大きい。

日本は「世界の1%の面積の国家に、世界の10%の自然災害が集中する国」といわれます。

逆にいえば、それだけ自然災害への対処には経験も実績もある。

なにより、他国を助けるだけの、圧倒的な国力がある。

だから、災害のたびに、アジア諸国の信頼を勝ち得ているのでしょう。


あの、インド洋大津波の際、真っ先に救援に駆け付けたのは、日本の海上自衛隊でした。

たまたま、イラク作戦から帰る途上の補給艦が、被災地を通りかかっていたので、極めて迅速な救援活動に入ったのです。これがものすごい感動を呼んだといいます。

そして、その後、日本政府が実行した、膨大な資金的、人的、物質的援助。他を圧倒したその実績は、本当にすさまじいものがありました。

その後、東南アジア諸国で「反日感情」といったことを全く聞きませんし、「世界で一番頼りになる国」のアンケートでは、常に日本がトップといいます。

ついに、太平洋戦争の相克を乗り越えたといっていいでしょう。


今回の四川大地震もそうです。

日本の迅速で、誠意ある救援が、中国国民の間に、はかりしれない感動を呼んだといいます。

あれだけうるさかった中国ネチズンが、「反日はもうやめよう」という意見で占められているそうです。
(もちろん、いつ流れが戻るかわかりませんが)

「こんなときに最初に来てくれた日本こそが、本当の友達だ」

と、中国の人々が言っているのを聞いて、本当に涙が出そうになりました。


「新福田ドクトリン」が、どのような形に結実するのか、まだわかりません。

しかし、共通に乗り越えてきた、災害への対処を通して、真の友達としてアジア諸国と手をとりあい、新しいアジアの夜明けの第一歩になるのなら、これほどうれしいことはありません。

ワールドメイトの会員としては、またまたお祈りに力が入ります。