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国辱の日

世界中が驚き、呆れ、そして「他山の石」にしようと決意しています。

日本が中国の圧力に屈して、犯罪者を帰してしまったことです。

釈放については、沖縄地検独自の判断だと発表されていますが、なぜ、地検が「日中関係に配慮」などする必要があるのか、さっぱりわかりません。一部には、菅首相が「超法規的処置」をとれないかと焦ったという報道もありますが、それが民主党の言っていた「政治主導」なのでしょうか。だとしたら、なぜ、地方の検察のせいにして、政府は知らぬだんまりを決め込むのか。何から何までわけのわからない話です。

ともかく、日本政府は、一番強い交渉カードを、一方的に手放してしまいました。相手はまだ、フジタ社員4名や、レアアース禁輸など強いカードを持ったままなのに、です。大喜びした中国は、ここぞとばかりに畳みかけます。今回の事件での「謝罪と賠償」を要求するという、ヤクザ顔負けの恫喝です。これを認めたら、尖閣諸島を放棄することになります。中国側は、巧妙にゲームのステージを変えてきました。

はたして民主党の言ってきた「日中友好」とは何だったのでしょうか。靖国参拝を自粛し、数百人の国会議員がこびへつらい、道理の通らぬ譲歩を重ねた挙句、領土を放棄せよと脅されているのです。今のところ、外務省から公式に拒否声明が出されましたが、政府、民主党からは正式な声明も談話も何もありません。民主党のいう「政治主導」とは、どうやらこういうことだったようです。

今回の事件は、中国国民のナショナリズムを調子づかせただけでなく、日本国民の意識の深いところに火をつけました。ニュースをみて、こんなに怒ったことはないという人がほとんどでしょう。近年、ひとつの国家が、他の国からここまで明らさまに見下され、恫喝される事件はありません。まして、先進国ではあり得ないことです。

秋は、来年の予兆が出てくるといいます。今後の日本の政治経済を左右し、アジアの国際政治を転覆させかねない、大きな地殻変動の引き金が、ひかれてしまったのかもしれません。国運も世界も困窮する2011年は、どうやら大変なものになりそうです。