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新首相

政権交代からの2年間で、はや3人目の首相。米国の報道官ですら、半分笑いながらコメントを読み上げました。そんなことがあっても、苦笑いしたいのは日本人のほうです。

また、新人事が明らかになるにつれ、大きな失望が広がっています。とりわけ、もっとも評判の悪い人物を幹事長に据えたことで、政権が船出する前から、いきなり逆風にさらされています。

しかし。

それでも、野田政権を抱いて来年にかけての難局を乗り切るより、他に方法がないのです。好きとか嫌いとか、政治的趣味嗜好の問題は横に置いて、野田政権がうまく国政のかじ取りをしてくれるよう、祈るほかはない。

幸いにも、鳩山、菅両氏と比べ、また、今回立候補した他の4人の方に比べても、野田氏は比較的政策に明るく、役人も仕事をしやすいそうです。最善ではなくとも、最悪だった前任者のお二方よりはマシ。きっと、神様はギリギリの選択で、よりよい方を選んでくださったのでしょう。

後は私たちがどう祈り、支えていくかです。政権与党、民主党の体たらくを見るにつけ、より、使命感の深まる秋になりました。


■野田・民主党新代表を首相に指名…衆院

 民主党の野田佳彦代表(54)は30日午後の衆院本会議で行われた首相指名選挙で、第95代、62人目の首相に指名された。

 過半数を占める与党が野田氏に投票した。野田氏は同日中に党主要役員と官房長官を内定する方針で、党運営の要となる幹事長を輿石東参院議員会長に打診した。前原誠司前外相は政調会長など党役員に充てる方向だ。野田氏は政権運営の安定を目指し、自民、公明両党と大連立も視野に政策協議を進めたい考えで、組閣は9月2日を軸に検討している。

 参院は午後1時半からの本会議で首相指名選挙を行う。1回目の投票では過半数を獲得する候補が出ずに野田氏と自民党の谷垣総裁の決選投票に持ち込まれ、みんな、共産、社民各党などが白票を投じることで、野田氏が首相に指名される見込みだ。

 野田氏は30日午前の閣議後の記者会見で、組閣日程について、「急がなければならないが、しっかりためを作って、拙速にならないようにはしたい」と述べた。政府関係者は「(9月)2日が有力だ」と述べた。憲法の規定に基づき、新首相の任命式が終わるまでは菅内閣が「職務執行内閣」として職務を継続することになる。

 一方、自民、公明両党の幹事長、国会対策委員長らは30日午前、東京都内のホテルで会談し、9月9日にも臨時国会を召集して新首相の所信表明演説や各党の代表質問、予算委員会での質疑などを行うよう、政府・与党に求めることで一致した。

(2011年8月30日14時30分 読売新聞)