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イラン騒動

イランの核開発がいよいよ本格化し、国際社会が制裁を開始したとたん、大騒動が発生しました。

イランの学生たちが英国大使館に乱入したのです。イラン革命のころの、アメリカ大使館占拠事件の悪夢を思い起こさせますが、これに国際社会が激しく反発しています。英国とその同盟国だけでなく、実質的なイランの「後ろ盾」であるロシアまでも強い調子でイランを非難しました。

アメリカの撤退、民主化革命と、一見、いいことばかりに見えますが、中東はむしろ混乱が増しつつあります。恐ろしいのが、核をもったイランやパキスタン、そしてアフガンのタリバンやハマスなどのテロリスト支援組織が、敵意をむき出しにしてイスラエルと対峙しようとしていること。そして、イスラエルは火の粉がふりかかるはるか前から躊躇せずに先制攻撃をして危険を排除する国家だということです。

2012年は今年より30倍も大変な年になるといいます。なんとかかんとか今年起きるはずだった戦争は弭化していただいたようですが、根本的な世界の構造が変わらない以上、何がおこっても不思議ではありません。ことに恐慌が発生すれば、世界中で水や食料、エネルギーの供給不足が発生しますから、なおさらです。

来年もまた、平和に年が越せますようにと、せっせと命乞い形代を書こうと思います。


■英「イランに対抗措置」 危機管理委を緊急招集

2011.11.30 21:15

 【ロンドン=木村正人】イランの学生らが在テヘラン英大使館に乱入したことを受け、キャメロン英首相は11月29日、「コブラ」と呼ばれる危機管理委員会を緊急招集し、在外公館を保護しなかったイラン政府に対し強い非難を表明するとともに対抗措置を協議した。
 同首相は「大使館への攻撃は常軌を逸しており、弁解の余地はない。英国大使館と館員を守れなかったイラン政府は失敗を恥ずべきだ」と非難し、イラン政府に学生らを訴追するよう求めた。また、「この失敗は重大な結果を招く」として数日中に対抗措置を取る考えを示した。
 ロイター通信は30日、英国の大使館員がイラン国外に退去したと報じた。
 また、フランス通信(AFP)によると、ノルウェー政府も同日、安全確保のため在テヘラン大使館を一時閉鎖した。