イランとイスラエル。エスカレートか?

中東は一触即発・・・と年がら年じゅう言われていますが、実際、暴発しないのが不思議なくらいです。

核開発に歯止めがかからないイランは、欧米からの制裁に対抗して折から大軍事演習を繰り広げています。「ホルムズ海峡を封鎖する」との恫喝に、さすがの米国もキリキリしはじめましたが・・・。

ここで、さらに過激な「宿命の敵」、イスラエルが驚くようなことをしました。白昼堂々、イランの核科学者を爆殺したというのです。泣く子も黙る情報機関「モサド」の仕業とのこと。

イスラエルは過去にもイラクやシリアの核施設をいきなり空爆して破壊した「実績」があります。スパイやヒットマンによる暗殺もお手のもの。周囲を敵に囲まれ、常に「国家消滅」の危機にあるイスラエルは、やるときは手段を選ばない国なのです。

今回の暗殺がイスラエルによるものとの証拠が上がれば、革命政権の正当性を保持するためにもイランは反撃に出ざるを得ないでしょう。そうなれば戦争です。

今年1月に戦争が発生する危険性があったことを、神様はおっしゃっていました。今の時点では米国があまり乗り気ではないのが大きな救いですが、昨年、神事で弭化していなかったら、真っ先に米国がイランに乗り込み、大きな戦争に発展していた可能性は非常に高かったのです。

ワールドメイトの予言がいかに正確であり、そして悪しきシナリオを回避する力も本物であることを実感する次第ですが、最後まで油断してはなりません。イランとイスラエルの間の角逐が、一日も早くなくなり、中東に恒久的な平和が訪れることを切に祈ります。


■イラン核科学者殺害、イスラエル関与なら「対決不可避」


[エルサレム 11日 ロイター] イランの首都テヘランで11日に核科学者が爆殺された事件は、イスラエルの対外特務機関モサドが関与していた場合、同国による対イラン工作の新たなケースとなり、核開発問題をめぐるイラン情勢がさらに緊張する可能性がある。

この事件は、イラン核科学者のムスタファ・アハマディロウシャン氏(32)が乗った車にオートバイが接近し、ドアに取り付けられた爆弾が爆発。同国メディアによると、同氏と運転手の2人が死亡した。

イスラエル当局はこれまで起きた類似のケースと同様、事件への言及を避けているが、イラン側は直ちにイスラエルが関与していると非難した。

専門家らは倫理的な立場からこうした攻撃を批判し、暗殺の長期的な効果を疑問視している。しかし、こうした「闇の作戦」を長年続けてきたイスラエル当局は、自国防衛には不可欠な役割を担っていると考えている。

核開発や弾道ミサイル開発を推し進めるイランに関しては、モサド元長官のメイル・ダガン氏が最近のテレビインタビューで、「彼ら(イラン)が思うようなスケジュール通りに行っていない」と、一連の妨害工作の効果を暗に語っている。

アハマディロウシャン氏のような科学者の殺害は、明らかにイラン側の核専門家の数を減らすものと言える。またイスラエル当局者は、他の専門家にもパニックが広がり、モサド情報員が呼ぶ「バーチャル・ディフェクション(実質的な離脱)」現象も生み出すと指摘する。

イラン情勢に詳しいこの当局者はロイターに対し、「大量の辞職者が出るというわけではないが、自分たちの安全が脅かされるという妄想が拡大する」と述べ、核開発から距離を置く専門家が増える効果などが期待できるとの見方を示した。