韓国でも政権交代?

台湾の総統選は、激戦を制して馬総統の再選が決定。硬軟入り混じった対中姿勢をとる馬氏ですが、もともとは「反日親中」と目されてきた人物です。かつての李登輝大統領時代のような熱烈親日ムードは望むべくもありませんが、左右に旋回して不安定化する中国と日米との間でどのような舵とりをするのか気になるところ。

台湾の次は韓国です。

5年おきの大統領選挙の今年、現職の李明博大統領を倒すべく、野党が大結集しました。そして、「あの」盧武鉉政権下で首相を務めたという筋金入りの「左派」韓明淑女史が党首に選ばれたとのこと。李大統領ら右派は「反北親米」、韓女史ら左派は「親北反米」というのが韓国内での色分け。そして左右どちらも「反日」です(あえていえば、右派は「反日」、左派は「超反日」というべきでしょうか)。

不安定化する北朝鮮情勢や、世界経済の先行き不透明感を考えれば、李大統領のほうが日本にとっては安心のようにも思えますが、話はそう簡単ではありません。李政権下で進められた経済政策で、技術や得意先が奪われ、韓国政府機関による壮絶なネガティブキャンペーン(国際的なステルスマーケティング)で日本企業は大きくシェアを落としました。昨年末、「仲良し」面をしていた李大統領が、突然に「2度と言わない」と言っていた従軍慰安婦問題を持ち出して、お金をせびってきたのは記憶に新しいところです。

かといって、北朝鮮とずぶずぶの左派が政権につくのがいいものかどうか。悩みは尽きませんが、こういう時こそ祈るほかありません。

真摯な気持ちで一枚一枚、「中国・韓国・北朝鮮 闇組織粉砕! 命乞い形弭化代」を書かせていただきたいと思います。


■韓国最大野党、初代代表に韓・元首相 政権奪還狙う

韓国の最大野党・民主統合党は15日に開いた党大会で、初代代表に盧武鉉(ノ・ムヒョン)前政権時代に女性初の首相を務めた韓明淑(ハン・ミョンスク)氏(67)を選んだ。民主党や市民統合党などの野党勢力が先月、政権奪還を目指して発足させた民主統合党は、韓体制で4月の総選挙に臨む。

 韓国では既成政党への有権者の不信が強く、昨年10月のソウル市長選では市民派の候補が当選した。こうした情勢を受け、民主統合党は今回、党員だけでなく一般の有権者も投票できる形式を採用。約64万人の市民が参加手続きをし、多くがスマートフォンなどを通じて投票した。

 こうした試みを通じ、総選挙に向けて支持拡大を図りたい考えだが、与党・ハンナラ党を揺るがしている党代表選での買収疑惑が自党にも飛び火している。どこまで疑惑を解明し、市民の不信感をぬぐえるかが執行部の当面の課題になる。

 韓氏は民主化運動に力を注ぎ、金大中(キム・デジュン)政権下で女性相、盧武鉉政権下の2006年から07年にかけて首相を務めた。(ソウル=貝瀬秋彦)