ホルムズ海峡、封鎖されず

熊野神事が終わったこの日、イラン情勢もひとヤマ越えました。

米空母リンカーンが、英仏の艦船をしたがえて、堂々とホルムズ海峡を通過したのです。懸念されていたイラン軍の暴発はありませんでした。

もっとも、神様が「三カ月(二カ月)もめる」とおっしゃったように、これですべて終わりではありません。イランの核開発は今も進行中だからです。これがある限り、イスラエルがいつ暴発するかわかりませんから、アメリカもイラン制裁の手を緩めるわけにはきません。逆に、原油禁輸措置に困ったイランも、現状を打開するために何をしでかすか予断を許しません。

しかし、ぴったりと神様の予言どおりに発生した「1月の戦争の危機」はひとまず去りつつあります。昨年秋に「世界2正面戦略」を放棄したアメリカの主敵はあくまで中国ですから、イランがホルムズ海峡封鎖に踏み切らない限り、あえて仕掛けていくこともないでしょう。

あとはどの程度もめ、どのように新しい秩序が維持されるか。

イラン問題を契機として、米国、欧州と、中国、インドがまったく違う動きを開始しています。また、日本の野田政権も、イラン制裁について欧米とはちょっと距離をとり、国際情勢に、これまでとは違う流れの兆候が見えてきました。

「十年の後 全てが変わる」とおっしゃった熊野の神様の予言は、「アッラー」と驚くほど新しい世界の到来につながるのかもしれません。



■アラビア海に到着の米空母リンカーンがホルムズ海峡を通過

2012.01.23 Mon posted at: 13:16 JST

(CNN) イランがペルシャ湾につながる国際原油輸送の大動脈ホルムズ海峡の封鎖を威嚇している問題で、19日にアラビア海に到着した米空母「エイブラハム・リンカーン」は22日、英仏の艦船とともにホルムズ海峡を通過した。

米海軍中央軍司令部は、空母リンカーンが「海上治安任務に向け、通常航行どおり海峡を通過した」との声明を発表した。

英国防省関係者は22日、「国際法の下で有する通行権を維持するという確固たる国際的コミットメントを明確に示す」目的で英仏の艦船が随行してホルムズ海峡を通過すると語っていた。