「春な忘れそ」・・・飛梅(とびうめ)が咲いた。

天満大自在天神、菅原道真公。

死後、神上がりされ、人類史上最高の位(天神位)まで登られた神人であると、深見先生の著書に書かれている道真公の詠まれた有名な歌があります。

「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

讒訴によって濡れ衣を着せられ、大宰府に左遷された道真公が、京の都を去る時に詠まれたものです。京の都にあったその梅が、一晩にして道真公の住む太宰部の屋敷の庭へ飛んできたという「飛梅(とびうめ)伝説」は有名です。

大宰府天満宮に今も残る飛梅は、不思議なことに今もなお、境内にある6000本の梅のなかで最も早く咲くそうです。深見先生がおっしゃるように、道真公がいかに本物の神人でいらしたかを物語るエピソードです。


その飛梅が、今年もようやく開花したそうです。大寒波の影響で、例年より大幅に遅れたそうですが、それでもやはり、厳しい寒気を切り裂いて、最初に春を告げたのは飛び梅でした。どんなに冬が厳しくても、必ず春がやってくることを私たちに教えてくれているようです。


見渡せば、世界全体が厳しい寒さにおののく今年の冬です。経済崩壊の淵にある欧州は、歴史的な大寒波に凍りつき、おびただしい数の死者が出ています。中東ではイランが核開発をやめず、シリアで民主化推進派が虐殺され、タリバーンやアルカイーダが勢力を伸ばし、イスラエルが先制攻撃を準備中です。

どこもかしこも暗く、寒く、閉そく感が漂う折だからこそ、ワールドメイトの私たちは希望を忘れず、神に祈り続けたいものです。どんなに寒くても、最初に咲く一厘の梅から春が始まるのです。

そんな飛梅のようなグループが、ワールドメイトなのかもしれません。


■春を忘れず…やっと咲いた太宰府の飛梅

 福岡県太宰府市の太宰府天満宮のご神木「飛梅(とびうめ)」が7日、開花した。

 例年は1月中旬に咲くが、今年は厳しい寒さや乾燥の影響で大幅に遅れ、過去25年で最も遅い開花となった。

 飛梅には九州に左遷された菅原道真公を慕って京から飛んできたという伝説が残っており、境内にある約6000本の梅の中で最も早く開花する。

 この日開いたのは、直径2センチほどのかれんな花2輪。合格祈願に訪れた参拝客らの目を楽しませていた。今月中旬から下旬にかけ見頃を迎える。

(2012年2月7日14時43分 読売新聞)