「大ロシア」構想。


「死んだ狐」だったはずのロシアは、いつのまにか復活しました。ワールドメイトで何度も警告されていたとおり、国力を強め、軍事力を回復し、対外膨張をしています。プーチン大統領の就任を控え、ついに旧ソ連圏を統合するプランをぶち上げました。

もっとも、「闇組織」の企てを封じていただいたおかげか、その矛先はいま、日本からは遠ざかっています。プーチン氏はむしろ、北方領土問題での協議に前向きとも伝えられており、「問題解決の最後のチャンス」という人すらいます。

ところで、深見先生のご著書には、将来的に世界がいくつかのブロックにわかれていく様子が描かれています。現在大きな危機に直面しているEUを支えるのは、欧州統合の理念と情熱です。深見先生が大活躍されているASEANは経済圏としても政治勢力としても存在感をみせています。北米のマーケットはひとつとなり、TPPをみてもわかるようにアジア・太平洋もひとつの経済圏として統合を深めようとしています。旧ソ連圏がひとつの経済圏として有機的つながりを回復するのもまた、自然な流れなのでしょう。

山あり谷ありして、大きな危機を乗り越えながらも、世界はやはり、大きな方向性として「みろくの世」に向かいつつあるようです。


■ロシア大統領「2015年までにユーラシア連合

ロシアのメドベージェフ大統領は19日、旧ソ連諸国でつくるユーラシア経済共同体(EAEC)の首脳会議をモスクワのクレムリンで開いた。会議後の記者会見で、欧州連合(EU)のように旧ソ連圏を経済統合する「ユーラシア連合」に関する包括条約が、2015年1月1日までに署名されると表明した。

 東西冷戦の「東」の大国だったソ連が1991年末に崩壊後、各独立国は再びロシアを軸に経済的つながりを深めつつある。ただ、00年にできたEAECは形骸化しており、その発展的解消を通じて「連合」創設につなげる考えだ。

 19日の会議には経済共同体に加盟するロシア、カザフスタン、ベラルーシ、キルギス、タジキスタンの各大統領のほか、オブザーバー国のウクライナ、アルメニア、モルドバの大統領らが出席。メドベージェフ氏は「統合プロセスを今後どう発展させるかを協議し、予見可能なシナリオで15年に向けて統合を進めることで合意した」と述べた。