中国の中枢で異変?

中国中枢の勢力争いが新しい局面に入ったようです。

胡錦濤現主席は、次期主席への就任が決まった習近平氏に、すんなりとは権力委譲しない構えのようです。

胡錦濤現主席の北京派と江沢民前主席の上海派が、熾烈な勢力争いを繰り広げたのを思い出しますが、当時は中国経済の大変な登り調子の追い風にのった胡主席一派が、短期間に江沢民グループを完膚なきまでに叩きつぶし、中国政治の中枢が安定しました。

今回はどうもそううまくいきそうもありません。世界恐慌や、バブル崩壊の危機が迫るなかで船出する習近平氏のグループが、胡錦濤グループや軍部、地方の干渉や妨害をどこまではねつけられるか難しいものがあります。

ワールドメイトでは、今年から中国の瓦解がはじまりかねないこと、そして中国の奥に「闇組織」がいる可能性があることが指摘されています。

中国が混乱すれば、世界にも日本にも大きな影響を与えます。懸案が現実のものにならないよう、祈り続けたいと思います。


■胡総書記、院政へ?重慶市トップの政治生命絶つ

 【北京=関泰晴】中国の胡錦濤(フージンタオ)政権は10日、重慶市トップの共産党委員会書記を解任された薄煕来(ボーシーライ)氏の妻の殺人容疑を公表したうえ、薄氏の党政治局員と中央委員の職務を停止し、保守派を中心に擁護論もあったとされる薄氏の政治生命を完全に絶つ措置に出た。

 今秋の第18回共産党大会で党総書記を引退する胡氏は、薄氏を巡る一連の問題の処理を通じて影響力を温存し、「院政」を敷く構えだ。

 薄氏は3月15日の重慶市党委書記解任後、北京市内にとどまり、側近だった王立軍・前重慶市公安局長が2月に四川省成都市の米総領事館に駆け込んだ事件を巡る経緯について監督責任を問われ、党規律検査部門の取り調べを受けていた。

 王氏は、薄氏の妻、谷開来容疑者とビジネス上の関係のあった英国人実業家ニール・ヘイウッド氏の不審死などについて証言。ただ、薄氏は疑惑を一貫して否定したうえ、党内でも薄氏に対し、保守派を中心に一部で擁護論も出ていたという。

(2012年4月11日11時32分 読売新聞)