フランスの正念場。

フランスの大統領選挙がはじまりました。

事実上、現職のサルコジ大統領と、挑戦者のオランド氏の一騎打ちですが、5月6日の決戦投票に持ち込まれるのは確実視されています。そして、決戦投票になれば、サルコジ氏が敗れる可能性が高いといいます。

欧州危機の大きな火種です。財政再建路線のサルコジ氏が退陣すれば、フランス国債の見通しにクエスチョンがつきます。一難去ってまた一難とはこのことです。

来週ふたたびワールドメイトの霧島神事がはじまりますが、ちょうどぴったりのタイミングでやってきたフランスの大統領選やギリシャの総選挙で不測の事態が起きないよう、祈り続ける必要を痛感します。


■仏大統領選投票始まる、サルコジ氏ら決選投票か

 【パリ=三井美奈】ユーロ圏債務危機さなかのフランスで22日、大統領選の第1回投票が行われた。

 即日開票され、同日夜(日本時間23日朝)にも大勢が判明する。直前の世論調査では、候補者10人中、いずれも当選に必要な過半数は獲得できず、保守与党・民衆運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ大統領(57)と野党・社会党のフランソワ・オランド候補(57)の2人が1、2位を占め、5月6日の決選投票に進出することがほぼ確実な情勢だ。

 選挙は、サルコジ政権の財政再建策に対する審判の場となる。仏の累積債務は国内総生産(GDP)比86%。現政権は公務員削減などの緊縮策を進め、付加価値税(VAT、日本の消費税に相当)の標準税率を19・6%から21・2%に引き上げると発表した。一方、オランド氏は「雇用優先」の立場で、若者の雇用創出や住宅建設など総額200億ユーロ(約2兆1000億円)の新規事業を公約。富裕層や大企業への増税で「財政均衡は可能」と主張する。事前の世論調査では、オランド氏が優勢だ。

(2012年4月22日19時40分 読売新聞)