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恐怖のどんぞこにある欧州

ところで、地味で冴えない国内政治のドラマをよそに、世界情勢はどんどん展開しています。

なんとロシアは新型ICBMの発射実験に成功しました。

米軍が、ポーランドやウクライナに展開しようとするABMを無力化する性能をもつとのことです。事実ならば、欧州の戦力バランスは、ロシア側がやや優勢ということになります。これを覆すには、米軍の本格的な欧州債配備が必要ですが、中東で足をとられている米軍にその力はありません。

青くなるのは欧州です。

石油、天然ガスをはじめ、資本や市場など、あらゆる意味でロシアなしでやっていけないEUは、ロシアと断交するわけにもいきません。現時点では、戦っても勝てないし、米軍が来るかどうかわからない。

欧州はいま、恐怖のどん底にあるでしょう。

9月1日から、EUの緊急会議があるそうですが、会議が始まる前から「対ロ制裁については触れない」など、腰のひけた意見が漏れてきています。ビビりまくってるのです。

米国とて、欧州は人質にとられたも同然ですし、中東戦争やテロとの戦いのさなかで本格的にロシアを敵に回すと、こんどは米国そのものの安全も難しくなる。

そんな中、ロシアはグルジアの領土を分割し、旧ソ連圏の国家に有形無形の恫喝を続けています。おそらく、分離されたグルジアの領土が戻る日は、将来的にもほぼ可能性はゼロに近く、現時点では、ロシアはほぼ100%その目的を達しました。

困ったことに、米ロ新冷戦の第1ラウンドは、ロシアの圧勝のようです。


さて、ではこれからどうするか。

アメリカは、次期政権がこの問題を引き継ぎます。ロシア問題がこじれればこじれるほど、今のところ歯切れの悪いオバマより、勇ましいマケインが有利になります。

すると、同盟国日本の重要性は、飛躍的に向上します。

たしかに、ワールドメイトで深見先生がおっしゃるとおり、日本に有利な状況がととのってきたようです。

とはいえ、事態は極めて流動的。

次にロシアがどこにその軍事力を行使するかわかりません。

今のところ、コーカサスから欧州にかけてが主正面ですが、いつ極東に飛び火しないとも限りません。

2008年から、本当に大変な時代がくる、とワールドメイトでいわれていた、そのとおりの展開です。

今後もますます目が離せません。