ユーロの巻き返し

苦境が続く欧州経済ですが、欧州中央銀行が「巻き返し」に転じたようです。

今までほとんど動かなかったドラギ総裁が口を開き、スペインやイタリアなどの債務危機に対して、大規模な緩和策の発動を示唆しました。

いよいよ情勢が行き詰ってきた、とも言えますが、量的緩和などの「劇薬」はここ一番のタイミングで発動してこそ効果があります。満を持しての発言でしょう。事実、これを受けて南欧諸国の国債利回りは急低下し、ユーロも一気に値を戻しました。

ワールドメイトで予言されていたとおり、ロンドン五輪の近づいた7月に雲行きが怪しくなってきたものの、ワールドメイトの神事で出されたとおりに、巻き返しの力も働きつつあるようです。


■ECB総裁、ユーロ圏擁護に向け責務の範囲で行動する用意表明

2012年 07月 26日 23:23 JST

[ロンドン 26日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は26日、ECBにはユーロ圏を守るために責務の範囲内で何でもする用意があると述べ、高水準となっている重債務国の国債利回りの引き下げに動く可能性もあることを示唆した。
ドラギ総裁はロンドンで開催された投資会議で、「ECBは政府の借り入れコストが不当に上昇していることへの対処を含め、ユーロ圏を崩壊から守るためにできることを、責務の範囲内で何でもする用意がある。信じてほしい、それで十分なはずだ」と発言。

「国債利回りの水準によって、金融政策の効果を伝える経路の機能が抑えられるのであれば、それはECBの責務の範囲になる」との見解を示した。

ただ「政府に可能な措置を補足するようなことはしたくない」と述べた。

総裁のこれまでにない大胆な発言は、国債利回りが持続不可能な水準に上昇しているイタリアとスペインの支援に向け、ECBが行動する用意があることを示唆している。

総裁はさらに「ユーロ圏は、現在皆が考えているよりもずっとずっと強い」とし「ユーロは後戻りできない」と語った。