日印防衛協力


それにしても変われば変わるものです。

厳密には「武器」には当たらないものの、海上自衛隊が使用している飛行艇をインドに輸出する話が浮上しているそうです。

旧帝国海軍の時代から飛行艇といえば日本の「お家芸」ですが、シーレーン防衛や潜水艦阻止作戦、海賊対策には絶大な力を発揮します。インドだけでなく、東南アジア諸国も日本の飛行艇に強い興味を示していると言われますが、これらの国はすべてわが国と同じく中国海軍の膨張を脅威を感じています。

ワールドメイトでは出雲神事や富士箱根神事、氷見神事をはじめ、これまで何度も日本の防衛政策が完璧になるように祈ってきました。そして、その都度、米国との同盟が修復されたり、オーストラリアやインドなど新たなパートナーがあらわれ、日本とともに新しい東アジア秩序が作られつつあります。

10年前、いや、2~3年前でも考えられなかった変化です。いやはや、変われば変わるものですね。


■海自の救難飛行艇、インド輸出検討…民間転用で

政府が、海上自衛隊の救難飛行艇「US2」について、民間転用しインドへの輸出を認める方向で検討していることが24日分かった。

 政府関係者によると、日本国内の製造業者がすでにインド政府と輸出交渉を始めているという。実現すれば、量産による自衛隊の調達費用削減や、日印両国の安全保障分野での関係強化につながりそうだ。

 US2は防衛省が開発し、「新明和工業」(本社・兵庫県宝塚市)が製造している。荒れた洋上に着水できるなど高い性能を誇り、海自は海難救助や離島からの患者搬送などに活用している。インド側は昨年6月の海自とインド海軍による初の共同訓練などで、性能の高さに着目したという。

 政府は、「民間転用時に機体から敵味方識別装置などを外せば、武器とは認定されない」(防衛省筋)として、武器や関連技術の輸出を禁じる武器輸出3原則に抵触しないと判断した。インド側も救難活動や海賊取り締まりに使う考えを示しているという。ただ、ロシアやカナダもインドに救難飛行艇の売り込みを図っており、US2の輸出が実現するかどうかは流動的な面もある。

(2013年3月25日09時26分 読売新聞)