中国側から変化のシグナル?

自民党の元大物野中氏がふたたび「尖閣棚上げ論」を持ち出し、中国軍幹部もこの話に飛びついたことで波紋が広がっています。

中国側と太いパイプを持つ野中氏ですから、中国共産党中枢の意向が反映されての発言であることは間違いありませんが、公式に「尖閣棚上げ論」を認めたことのない日本政府が混乱するのも仕方ありません。

ただ、「尖閣は中国領だ」と叫び、武力による奪取すら匂わせていた中国がこの話に乗ってきたことには、少し変化の兆しがみえます。「日中関係を打開したいという中国側のシグナルのひとつかもしれない」という分析もあるようです。

ワールドメイトの神事でも、何度も尖閣問題の沈静化を祈ってきました。先日の琵琶湖神業でも、あわ代の潔斎を行ったばかりです。その直後に中国側から違う角度の玉が飛んできて、その態度に変化があわられたことはやはり偶然とは思えません。


■「尖閣棚上げ」食い違う外交記録=日本「事実ない」、中国「文書存在」

野中広務元官房長官が3日、1972年9月に日中国交正常化を実現した田中角栄首相(当時)から、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)領有権の棚上げを双方が確認したと聞いたと、中国共産党序列5位の劉雲山政治局常務委員との会談で明かし、日中両国で波紋を広げている。岸田文雄外相は4日、「わが国外交の記録を見る限りそういう事実はない」として棚上げを否定。一方、中国政府幹部は「中国には棚上げで合意した外交文書が存在する」と証言する。「尖閣棚上げ」をめぐる歴史事実はどうなのか。対立が激化する日中関係を左右する大きな焦点の一つに浮上している。