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麻生人気

麻生内閣の支持率が、なんとか5割近くあるそうです。

発足当初としては、やや少ない印象も受けますが、小泉さんや、安部さんというスターと比較してのことですし、2代続けて政権を投げ出した後という異常事態です。

問題は、10月の選挙で民主党に勝てるかどうか。

その一点です。

まず、比例区の投票では、ここ一年ではじめて自民党が民主党を上回りました。

そして、「どちらが好ましい総理か」という質問では、麻生氏の圧勝。小沢さんの不人気ぶりがうかがえます。

選挙まであと1か月以上ありますから、まだなんともいえませんが、自民党に勝機が出てきました。

新総理総裁の「ご祝儀人気」にあやかって、そのまま次の選挙に乗り込むという、「福田戦略」がなんとか当たった感じです。

やはり、福田さんは優秀な人です。

ワールドメイトでは、阿倍政権が早々に崩れることや、そのあと、立派な人が出てきて立て直すことが予言されていました。

福田内閣は、いつ崩壊してもおかしくない中、国内外の荒波を隠忍自重でしのぎ切り、最後の最後に自民党に勝機をもたらして去っていきました。自らの不評をかえりみず、自らが犠牲になることによって・・・。

そのあと、一切言い訳をせず、マスコミ露出も控え、徹底的に麻生さんを立てて、その人気を盛り上げることを考えておられます。

やはり、ダントツに立派な方だと思います。


その点、小沢さんは、自らの不人気をかえりみず、「政権をとる」という権力欲を剥き出しにして、党内の反対派を恫喝するように自らの再選を決定しました。

もし、9月に、民主党党首選をやっていたら・・・。

せめて、国民人気の高い執行部に切り替えて、次の選挙にのぞむ戦略をとっていたら・・・。

おそらく、自民党は完敗するしかなかったでしょう。


どちらも同じ8月末です。勇退を決断した福田さんと、再任を決定した小沢さん。

現在のところ、両者の判断が、大きく明暗を分けています。

福田さんと小沢さんの人間性が垣間見える話ですが、人間はどういうときに、どういう選択をすべきか、参考になる事柄でした。

また、早くからこの両者の本性を見抜いておられた、深見先生の慧眼にも、あらためて感服いたします。


もっとも、選挙はこれからです。

不確定な要因が続々と発生します。

米国の金融危機は、現在のところ、麻生政権に追い風になっているようです。
大胆な景気浮揚宣言は、インパクトがあります。

こうした危機的状況のときに、「生活重視」といったしみったれたスローガンが、まだ説得力を持つのかどうか。民主党はその説明に失敗していますし、個人の生活とか格差問題より、日本の国そのものがどうなるかの危機です。こういった国難の折に、はたして日本人は個人の事情を優先させる国民性の民族かどうか。

とはいえ、マスコミは、新閣僚のスキャンダル探しに余念がありません。
麻生内閣誕生の翌日から、バッシングの嵐です。一挙手一投足をとらえ、徹底的に叩くでしょう。首相からして「失言王」ですから、ネタは尽きないはずです。

しかし、対テロ戦争、新冷戦、金融危機と、あらゆる分野で日本の全面協力が絶対必要になった米国が、すんなりと「反米」小沢政権の誕生を許すとも思えません。
小沢氏本人や民主党中枢人物に対し、ロッキード事件のような金銭スキャンダルか、げんなりするようなセックススキャンダルを仕掛けてくるでしょう。米国情報機関は、そうしたカードをたっぷり持っています。いつもの常套手段です。


そんなわけで、勝負の秋。大団円の秋です。

両陣営の最高責任者による、それぞれの「8月の決断」が正しかったのかどうか、やがて明らかになることでしょう。

そして、それが、日本の未来に本当の躍進をもたらすかどうかが決まるのです。


「2008年8月」

その決断から、日本の時代が始まったのかもしれません・・・。