日ロの新しい時代?

ワールドメイトの富士箱根神業開催中に、日本をとりまく国際環境が大きく変化しつつあります。

周辺国も驚いたというのが、ロシアとの安全保障協力の開始です。

これまで日米同盟に加え、もはや「準同盟国」といっていいオーストラリアやインド、またASEAN諸国との関係はありましたが、ロシアとの協力関係を目指すという構想は初めてです。

江戸末期の開国以来、ずっと北方からの圧力をかけられ続け、日露戦争、第2次世界大戦、冷戦と3度にわたって死力を尽くして対峙してきたロシアと、「中国封じ込め」のための対話が始まるというのですから画期的なことです。

もちろん、一筋縄ではいかないのがロシア。欧州では「敵にするより、味方につけたほうがやっかい」と言われているロシアとどう協調するのか、安倍政権の政治力が試されますが、いずれにせよ、日本の安全保障をとりまく大きな国際環境ががらりと変わったことは間違いありません。

北方領土問題を含め、日ロ関係についても活発にご提言してこられた深見東州先生にも今後、大いに注目が集まることも予想されますが、私達としては日本の歴史にとって「宿命」ともいえるほど悩みの種だった日ロ関係が改善することで、両国及び東アジアの人々が末永く平和に豊かに暮らせるよう祈り続ける他はありません。


■日ロの安保協力 着実実施で信頼関係を

11月3日 4時44分

防衛省は、日本とロシアの外務・防衛の閣僚協議で安全保障分野の協力の強化で合意したことは、海洋での活動を活発化させている中国に対するけん制材料にもなるとしており、着実な実施を通じて、防衛当局間の信頼関係を深めていきたいとしています。

日本とロシアの間で初めてとなる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2+2が2日に東京で開かれ、テロや海賊に対処するため、海上自衛隊とロシア海軍が共同訓練を行うなど、安全保障分野の協力を強化していくことで合意しました。

海上自衛隊とロシア海軍は平成10年からほぼ毎年、日本やロシア極東沖の日本海で捜索救難訓練を行っており、防衛省は、訓練がテロや海賊への対処にも広がるのを受けて、今後、ロシア側と訓練内容などの調整を急ぐことにしています。

また、閣僚協議では、ソマリア沖で実際に海賊対策に当たっている艦船どうしでも共同で訓練を行うほか、定期的に閣僚どうしが相互訪問することでも一致しました。

防衛省は、安全保障分野でのロシアとの協力の強化は、沖縄県の尖閣諸島周辺で領海への侵入を繰り返すなど、海洋での活動を活発化させている中国に対するけん制材料にもなるとしており、着実な実施を通じて、防衛当局間の信頼関係を深めていきたいとしています。