ロシアからもシグナル?

いわゆる「従軍慰安婦」問題にテロリスト安重根の崇拝、日本海の呼称へのいちゃもんや、靖国参拝など、中国、韓国の「反日」攻勢は手がつけられない勢いになってはいますが、このところ、両国内部、両国間でちぐはぐな部分もみられてきています。

靖国参拝に米国が不快感を示したとか示さないとかいろいろありますが、要は勃興する大国中国を、アメリカと日本というふたつの大国が、いかに穏健な形で抑えるかという問題です。ちょっとやそっとでは収まらない難しさがあり、オバマ政権も神経質になっている模様です。

ただし、趨勢としては日本有利です。日米同盟はまだ機能していますし、インドやベトナム、トルコやモンゴルなど、日本支持を鮮明にする国々が中国を取り囲んでいます。バブル崩壊ともなれば、日中経済は再び逆転する可能性が高く、こうしたことも中国当局をカリカリさせ、必死で「日本崩し」をやろうとさせる原因になっているようです。

ソチ五輪を前に日本との関係を良好にしたいロシアは、水面下で日本との間に大きな経済協力案件を進めていることもあり、中国よりは日本を支持する姿勢もみせ始めました。中東での米ロ間の覇権争いもあって、日米同盟とは距離を置きたいロシアですが、極東では増大する中国の力をもてあましています。

日米中ロという4大国が激突し、その間で2つの半島国家が理解不能な迷走を続けるという、複雑怪奇で難解極まりない東アジアですが、逆に言えば、世界で最も躍進し、成長が見込まれる地域だからこそ、各国の思惑が入り乱れるわけです。

この難しい局面で「もうだめか」と思うことが多々あるでしょうが、そこから何度も何度も切り返し、盛り返してこそ、「日本の時代」はやってきます。いろいろと困難はあっても、私達ワールドメイトの会員は日本の輝かしい未来を信じて、真摯に、ひたむきに祈り続けたいものです。


■ロ大統領、直接の対日批判避ける 中国テレビの取材に

2014.1.20 12:42

ロシアのプーチン大統領は中国国営中央テレビのインタビューで、安倍晋三首相の靖国神社参拝を念頭に「第2次大戦の結果を否定しようとする国や勢力の存在」についてコメントを求められたが、直接の対日批判は避け日本への配慮を示した。ロシア大統領府が19日、会見記録を公表した。

 対日関係を改善したいとするプーチン氏の姿勢が反映されたとみられる。取材は冬季五輪が来月開催されるロシア南部ソチで17日行われ、五輪関連の話題に挟む形で質問があった。

 プーチン氏は「大戦の結果は揺るぎないもので、国際的な法的文書で承認された。われわれは今後も一貫して各種合意を履行する路線をとる」と言及。「その際、各国との善隣関係を発展させるべく努力し、国際的な安全保障強化に向けて協力する」と述べた。(共同)