中東で混乱

ワールドメイトでは、今年、予想もしないような混乱が起こると言われていましたが、中東で想像もしなかった大混乱が発生しています。

なんと50万人もの「反乱軍」が北部の主要都市を制圧し、首都バグダットに迫りつつあるのです。これはもう「内戦」です。

米軍が撤退した後、すっかりシーア派に取られてしまったイラクを、なんとか取り戻そうというスンニ派による総攻撃ですから、局地戦の一回や二回でケリがつくようなものではありません。

オバマ大統領は空爆するとか何とか言っていますが、根本的な解決にはほど遠いものがあります。

すでにニューヨークの株価は下がりはじめていますが、これがせっかく上向きかけた日本経済にも影響が及ぶかどうかわかりません。

いずれにせよ、現地の人々を地獄のような災厄が襲っています。一刻も早く混乱がおさまり、皆が幸せになるようお祈りを続けたいと思います。


■イラク内戦激化 過激派 首都に迫る

2014年6月15日

【カイロ=中村禎一郎】イラクの首都バグダッドに向かって進撃するイスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・レバントのイスラム国」は十四日も、首都の北百キロほどの地域を中心に治安部隊と衝突している。中東の衛星放送アルアラビーヤなどが報じた。「イスラム国」が首都まで到達すれば、イラクは隣国シリアと同様に本格的な内戦に突入する公算が大きい。 

 米国は中東にとどまる空母でいつでも任務遂行が可能と表明。ロイター通信によると、イランのロウハニ大統領も十四日の記者会見で米国とともに支援する用意があると述べた。一部の米メディアは、イランがすでに革命防衛隊をイラクに派遣したとも報道。イラク情勢は国際社会を巻き込みつつある。

 イラクのマリキ首相は十四日、戦略上の重要都市と位置づける中部サマラで演説し、「治安部隊とともに戦うために義勇兵がここに向かっている。『イスラム国』の終わりの始まりだ」と反撃を宣言した。一方の「イスラム国」は十日に第二の都市モスルを掌握後、首都方面に南下。故サダム・フセイン大統領の出身地ティクリートも手中にした。シーア派中心のマリキ政権に対するスンニ派の不満を背景に進撃を続けており、宗派間対立の様相を帯びつつある。「イスラム国」は、シリア国内の支配地ではイスラム原理主義に基づく恐怖統治をしく。