土地の歴史

広島の豪雨災害のあまりの酷さにただ戦慄しています。

亡くなった方々のご冥福を心からお祈りし、被災された方々の生活が一日も早く旧に復するよう深い祈りを捧げたいと思います。

今回の事件をみて、深く思うことがあったのは「土地の歴史」についてです。

すでに大きく報じられていますが、被害にあった土地の旧名は「蛇落地悪谷(じゃらくちあくだに)」といい、蛇が落ちるように水が流れる現象が昔からあったことを言い伝えとして残したものといいます。(龍神、蛇神伝説もあったといいますが、神霊界のことは私には審神できませんので差し控えたいと思います)

全国にはこうして旧地名が覆い隠された場所がたくさんあるそうです。不動産屋さんが、造成地として販売しやすくするため、かっこよく、おしゃれな名前をつけるためだそうですが、先人の言い伝えを忘れる形でその場所に住むのは怖いことです。

地盤の問題だけでなく、「昔は墓場だった」といった土地もたくさん造成地として販売されているようですし、中には「神社の森をつぶした」、「井戸を埋めた」といった場所に家が建っているケースもたくさんあります。

自分で家を建てるなら、その土地の昔の歴史について調べることもあるでしょうが、借家だったり、職場だったりするまず、調べることはありませんから、ついつい知らないうちに、触れてはならない禁忌に触れる恐れは多々あります。

これをみて、なぜ、ワールドメイトで毎年のように大救霊の際、木霊、井戸霊を救っていただけるのかわかるような気がします。土地の歴史など、ふだんは知りようもないですから、不可抗力的にご無礼を働いてしまうことがないわけではないはずです。

こうしたことを考え、週末の大救霊のお取り次ぎに、謹んで奉納をさせていただきたいと思います。


■「蛇落地悪谷」と呼ばれていた広島・土石流被災地―蛇が降るような大雨たびたび

2014/8/26 11:03

 広島の土砂災害発生から1週間がすぎ、死者は58人となった。行方不明28人の名簿がきのう25日(2014年8月)に広島市から公表されたが、うち20人が安佐南区八木の人たちだった。八木地区を「とくダネ!」が尋ねると、昔の地名は「蛇落地」、激しい水流を描いた絵も残っていた。災害に対する先人の教えはなぜ消えてしまったのか。
崩れ落ちて形が変わった山を眺める住民たちは「20年住んでいますが、こんなことはとても思わなかった」と話す一方で、山肌を指さしながら「あそこが水の通り道だと聞いていましたね」と語る。一帯は「蛇落地悪谷」(じゃらくじあしだに)とよばれていたという。
平野孝太郎さん(71)は「昔は蛇が降るような水害が多かったので、悪い谷・悪谷と名がついたそうです。八木蛇落地悪谷が八木上楽地芦谷と改名され、さらにいまは八木だけが残ったようです」という。名前が変わるうちに「土砂崩れ」の教訓も忘れ去られたらしい。
130年つづく浄楽寺の住職によると、竜がいて、その首をはねたところから「蛇落地」とついたという。「竜は水の神で、水害を収めたということかもしれません。記録にはないが、語り継がれてきました」
近くの光廣神社に残る絵には、竜を討伐した武将のかたわらを激流が走る。こうした伝えは水害への警戒を促すと解釈できる。