「イスラム国」の対策で世界が結束

ワールドメイトでは今年、いくつか予想もできない大混乱が発生すると予言されていましたが、確かに、中東でとんでもないモンスターが出現しました。あっというまにイラクの北部とシリアの半分ほどを席巻したISISと、彼らが建国した「イスラム国(IS)」です。

彼らは、アフガンなどに蟠踞するタリバンやアルカーイダの「親戚」のような勢力ですが、いよいよ世界的な問題となりかけてきた、そのイスラム国をどうするかで、世界の主要国が結束しました。

「ISISの背後にはCIAとサウジアラビアがいる」とか「イランの背後にロシアと中国がいる」とか言われてはいますが、ここまで暴走を繰り返すようになると、もう世界の脅威です。

米国はもう空爆を開始していますが、英軍や豪軍などの同盟軍も次々と「参戦」し、イスラム国を食い止めにかかっています。

そういえば、2001年の911テロの後、アメリカが「圧倒的勝利」に終わったとみえたアフガン戦争で、世界中の多くの人が「これでタリバンは壊滅し、相当程度の期間、立ち直れないだろう」と思ったころ、ワールドメイトでは菊理姫様が「タリバンは手強いわよ」とおっしゃったことを思い出します(初期のメルマガ・バックナンバーにありますね)。

なかなかに終息しない中東問題ですが、2000年、3000年ともつれにもつれた糸をほどくわけですから、簡単にいくはずがありません。20世紀末に行われたワールドメイトの中東和平コンサート以来、20年近く、全面的な衝突や核を使った悲劇が起きていないのは奇跡のようなことです。祈りを積み重ねる限り、いずれ道が開けることを信じてまいりたいと思います。



■「イスラム国」対策強化へ パリ会議参加26カ国が一致

2014年9月15日22時58分

 過激派組織「イスラム国」が勢力を広げるイラクを支援するため、フランス政府が呼びかけた国際会議が15日、パリで開かれた。欧米や中東を中心に26カ国が参加し、軍事支援を含む「必要なすべての措置をとる」ことで合意した。

会議には、国連安全保障理事会の常任理事国5カ国や、中東10カ国の外相らが出席。欧米や中東各国から戦闘員を勧誘する「イスラム国」について「イラクだけでなく国際社会の脅威になっている」と指摘し、「イラク政府の要請に基づき、軍事支援を含む必要なすべての措置をとる」と確認した。日本からは梨田和也・駐イラク大使が出席した。

 ただ、軍事介入のあり方については思惑のズレがある。米国はシリア国内での「イスラム国」への空爆について、アサド政権とは連携しない意思を明確にしている。これに対し、アサド政権を支えるロシアのラブロフ外相は会議後、「シリア政府と連携せずに攻撃するとの意思表示には懸念がある」との声明を発表。米国を中心とした軍事介入の動きにクギを刺した。