イスラム国が日本人を人質に。

イスラム国がとらえた日本人の命と引き替えに、公然と身代金を要求してきました。

テロリスト以外の、どのイスラム教徒に聞いてみても、これはイスラム法にもとる卑劣な犯罪行為だといいます。宗教の名をかたる非常に悪質な振る舞いですから、誰が何といっても許されるものではありません。

人質のおふたりの無事の救出をお祈りします。もちろん、いろんな意見はあるでしょう。とりわけ、PMC(民間軍事会社)で入った方は、武器を携えて「戦闘」を目的に行ったわけですから、最初からお覚悟はあったのでしょう。また、ジャーナリストの方は歴戦の戦場ジャーナリストですから、こうした危険が生活の一部となっていたはずです。しかしそれでも、イスラム国が無用に人命を毀損することのないよう、祈るしかありません。

そして、日本と安倍政権が重大な岐路に到達したことも気がかりです。イスラム国から物理的にも心理的にも遠く離れた存在だった日本が、イスラム国のテロ行為の「標的」になり、「当事者」になってしまえば、今後の国策や政権運営にも影響があります。米、欧、露、中、また他のイスラム諸国やイスラエルなど、ほぼ全ての国連加盟国が実質的にイスラム国と「交戦状態」かその瀬戸際になるなか、ひとり日本だけが局外中立というのも考え辛い状況ではありましたが、いよいよその試練がやってきました。安倍政権はテロに屈せず、人質を奪還し、正しい国策を貫くという難しい舵取りを強いられています。

安倍政権が難しい局面に立たされたところで、週末にはワールドメイトの伊勢でのご神業が始まります。私には祈ることしかできませんが、祈らせていただけるのは本当に有り難い話です。



■イスラム国が日本人2人の殺害警告、身代金2億ドル要求