M8.5の衝撃。

昨夜の巨大地震。

奇跡的に死者が出ず、津波がこなかったのは良かったですが、地震の規模は観測史上2番目。一歩間違えると、、、と背筋に冷たいものが走りました。

まことにもって日本は地震・火山列島であることを痛感しますが、ただ、昨夜の地震はフィリピン海プレートのど真ん中の、しかも地下590キロという途方もない深さが震源です。活動期に入っている「環太平洋火山帯」とどんな関係があるのかさっぱりわからず、地震学者たちも戸惑っているようです。

(地球の半径は6371キロしかありませんので、590キロは上部マントルの下層部にあたっており、もはや地球内部の出来事といってよいです。通常、地震は地殻の境界や割れ目で発生しますが、地殻自体は10~30キロの厚さしかなく、東日本大震災の震源も深さ24キロとされています)

ひとつ言えるのは、いつどんなふうに地球内部からも、途方もないエネルギーが放出されるかわからないということだけでしょうか。「地震など滅多に発生しない」とされる地域にあった古代文明が、地震で目茶目茶に破壊されたこともあると言われています。地球上のどこにいても、油断はできないのです。

いろいろと衝撃的な地震でしたので、たくさんのことを考えますが、とにもかくにも今後とも地球全体が穏やかであり、一切の被害が出ませんようにと祈り続けたいと思います。



■小笠原、神奈川で震度5強=M8.5、深さ590キロ-全国で揺れ、けが通報相次ぐ

30日午後8時24分ごろ、小笠原諸島西方沖を震源とする地震があり、東京都小笠原村・母島と神奈川県二宮町で震度5強、埼玉県春日部市などで同5弱を観測した。揺れは全国で観測され、震度4~1だった。気象庁によると、地震の規模(マグニチュード=M)は推定8.5と大きかったが、震源の深さが約590キロと深かった。津波は観測されなかった。
 気象庁の中村浩二地震情報企画官は記者会見で「フィリピン海プレートの下に沈み込む太平洋プレートの内部で起きた地震と考えられる。揺れが太平洋プレート内部を伝わりやすく、関東で揺れが大きくなった」と説明。過去の例では、強い余震の心配はないという。
 総務省消防庁などによると、東京消防庁への通報は転倒ややけどなど計9件。川崎市のマンションでは会社員男性(56)が階段で転倒し肋骨(ろっこつ)を骨折、横浜市の80代女性は揺れに気付きベッドから起き上がった際、左足指に軽傷を負った。埼玉県川口市では頭部を負傷した人がいた。
 東京タワー(港区)や超高層ビルの「六本木ヒルズ」(同区)ではエレベーターが一時停止したが、けが人はいなかった。東京消防庁によると、地震発生後、品川区、足立区の共同住宅などで、エレベーター内に閉じ込められた人の救助活動が行われた。警視庁小笠原署によると、父島や母島では地震による被害情報や110番はこれまで入っていない。
 JR東海によると、東海道新幹線は東京-新横浜間で一時運行を見合わせ。JR東日本では、東北、上越、北陸各新幹線で停電が発生、一部区間で速度を落とし運行するなどした。
 在来線では山手線、東海道線などが一時運行を停止した。
 日本原子力発電によると、茨城県東海村の東海第2原発に異常はないという。中部電力も静岡県御前崎市の浜岡原発に異常はないとしている。