阿蘇山が噴火


阿蘇山が噴火しました。

かなりの噴煙が上がり、飛行機もこれを避けて飛ぶと聞いています。

何よりもお祈りするのは、人的被害がゼロになり、物的被害も最小限にとどめていただくことです。これ以上の規模の噴火があるのかないのかも含めて、現時点ではまったくわかりませんが、大難を小難に小難を無難におさめていただくよう、神様に祈り続けるしかありません。

また、阿蘇山の近隣にはすでに活発な噴火活動が続いている桜島、また、大噴火の記憶が新しい霧島があります。これらの火山も含めて、一切の災いが発生しないよう、祈り続けてたいと思います。



■阿蘇山が噴火 気象庁が噴火速報発表

9月14日 9時56分

気象庁によりますと、14日午前9時49分ごろ、熊本県の阿蘇山で「噴火が発生した」ということです。気象庁は噴火速報を発表し、詳しい状況を調べています。
NHKが設置しているカメラの映像では黒い噴煙が大きく立ち上っている様子が分かります。登山者など、火山に立ち入っている人は身の安全を確保してください。今後の情報に注意してください。「噴火速報」は、一定の期間、噴火が発生していない火山で噴火が発生したり、すでに噴火が発生している火山で、より規模の大きな噴火が発生したりした場合に発表される情報です。今後の火山活動に注意が必要です。

阿蘇山 最近の活動

気象庁によりますと、熊本県の阿蘇山は複数の山からなる活火山で、最も高い高岳は標高が1592メートルです。去年1月には中岳第一火口では2年7か月ぶりに、ごく小規模な噴火が観測され、去年8月になると火山性の微動や地震が増加し、8月30日に再びごく小規模な噴火が発生しました。
中岳第一火口では去年11月25日以降、噴火が断続的に発生し、高温のマグマが地下から上昇し、火口周辺に飛び散る「ストロンボリ式噴火」と呼ばれるタイプの噴火も確認されていました。「ストロンボリ式噴火」が阿蘇山の中岳第一火口で確認されたのは、22年前の平成5年2月以来でした。

噴煙が火口から1500メートルの高さまで上がる噴火は、去年の11月27日以降発生していませんでしたが、ことし4月の23日と24日、それに26日の噴火では、再び噴煙が1500メートルの高さまで上がりました。
ことし5月には5分間にわたって続く火山性微動が発生し、ふもとの南阿蘇村で震度1の揺れを観測しました。火山性微動で震度1以上の揺れを観測したのは20年前の平成7年以来でした。

5月8日には、火口付近の地下のごく浅い場所を震源とする地震が発生し、南阿蘇村で平成元年5月以来となる震度3の揺れを観測しました。放出される二酸化硫黄の量は、多い状態が続き、5月28日の調査でも1日当たり1700トンとなっていました。
ことし3月23日以降は、高感度カメラで、溶岩や高温のガスなどによって噴煙や雲などが夜間に赤く見える「火映現象」も観測されました。一方、去年の夏ごろから続いていた、火口の西側の山ろくの地盤が僅かに伸びる地殻変動は、ことし3月ごろから停滞していて気象庁は地下にあると考えられる「マグマだまり」へのマグマの供給が、少なくなっている可能性があるとしていました。
6月10日は、去年の7月8日以来となる「湯だまり」といわれる、火口内の水たまりが確認されていました。
気象庁は去年8月の噴火以降、噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表し、火口からおよそ1キロの範囲では噴石に警戒し、強風が吹いている場合には、風下側では火口から1キロを超えて小さな噴石が飛ぶおそれがあるとして注意を呼びかけていました。

最近の噴火活動

近年は阿蘇山では中岳の山頂にある第一火口周辺で、毎年のように噴火を繰り返し、噴火活動が1年余りにわたって続くこともあります。

62年前の昭和28年に起きた噴火では、大きな噴石が数百メートルの範囲に飛んで火口近くにいた観光客6人が死亡、90人余りがけがをしました。また、57年前の昭和33年の噴火でも噴石が火口から1キロ余り飛んで、12人が死亡したほか、昭和54年9月には爆発的な噴火が発生して火口の北東側に多量の噴石が飛び3人が死亡しました。
平成元年からは1年余りにわたって噴火活動が活発な状態が続き、多量の火山灰や噴石が吹き出ました。