長崎を最後に。

11月5日、長崎で開催されていた「パグウォッシュ会議」が閉幕し、核兵器の悲劇は長崎を最後にするよう強く訴えられました。

全世界の良心ある科学者たちの総意とのことです。私達、ワールドメイトの会員も、すべての核兵器、すべての軍備が撤廃され、人類が平和に、繁栄して暮らせる未来が来ることを願っていますから、この宣言のとおりになって欲しいと心から思います。

国連でも11月2日には委員会で日本提案の核廃絶決議が採択され、11月5日には核廃絶条約を念頭にした作業部会設置の本会議決議がなされました。

ただ、日本政府の動きはちょっと苦しいものがあります。国連決議では委員会は賛成したものの、作業部会設置決議は棄権。近隣の核保有国が核兵器をもって日本を脅かしているという微妙な状況が反映され、一概にアメリカの「核の傘」まで否定することもできないという矛盾を抱えて右往左往している形になっています。

とにもかくにも、東アジアの状況が落ち着き、中国、北朝鮮、ロシアなどが改心し、アメリカや西側諸国もみんな反省し、自ら武装解除するような奇跡が起きないかと祈るばかりですが、そうなるには、やっぱり時間がかかるでしょう。何ごとも、急な変化には大きな悲劇がともないますから、核戦争でいくつかの国が全滅した後に、「やっぱり廃絶しよう」となっても仕方ありません。

時間がかかっても、大難を小難に、小難を無難にまつり変えていただけますよう、深見先生とともに祈り続けたいと思います。


■核廃絶「長崎宣言」発表、パグウォッシュ会議閉幕

2015年11月05日

世界の科学者らが集まり、長崎市で開催されていた「パグウォッシュ会議」第61回世界大会は5日、「核保有国が核兵器の削減にとどまらず、核兵器の廃絶を確約しなくてはならない」などとする「長崎宣言」を発表し、閉幕した。

 宣言では「核兵器が法的に禁止され、廃絶されるまで、意図的ないしは偶発的な核兵器使用のリスクは常に存在し続ける」と指摘。核実験全面禁止条約(CTBT)の迅速な発効を求めたほか、非核保有国には非核兵器地帯への参加や創設などを訴えた。

 また、広島と長崎の被爆者が現在も被爆の影響に苦しんでいることに触れ、「核兵器の廃絶を希求する被爆者の声に耳を澄まし、世界の政治指導者に被爆者の叫びを受け止めるよう強く訴える」というメッセージを盛り込んだ。