いずれにせよ、気候変動は怖いです。

「暖冬になる」と予測された年に大寒波がやってきたり、初夏のような日の翌日に雪が降るほど冷え込んだりと、さっぱり何が何だかわからない天候が続く今年の冬です。

科学者の間では「地球温暖化説」が優勢とのことですが、全く反対の「氷河期警戒説」をとなえる勢力も無視はできないとのこと。いったいどっちが本当なのでしょうか?

幸いにも、ワールドメイトでは深見先生が明快に結論を述べられています。秘鍵開示会等でおっしゃったその内容は、その後、恐ろしいほど正確に的中していますので、深見先生の結論が正しいものと思われます。

いずれにせよ、どっちも発生してはならない話です。温暖化であれ、氷河期であれ、人類は壊滅的な被害を受けます。

気候変動の脅威から人類を守っていただきますよう、祈り続けたいと思います。


■太陽研究者の「地球寒冷化」警告 温暖化懐疑派の意見として片付けるな 

春一番が吹いたかと思うと次には寒気に包まれるなど、寒暖の激しい変化が続いている。

 日本の冬を暖かくするはずのエルニーニョ現象が出ている中で、九州が寒波に見舞われ、水道管の破裂が多発するという事態も起きている。

 世界の天気も波乱含みだ。一体、何が起きているのだろう。大気中の二酸化炭素(CO2)の増加による地球温暖化がもたらす気候変動という解釈が普通だが、はたしてそれだけか。

 一方では太陽の活動が低下しているのだ。多くの気象学者は気候への影響は無視できるとみているようだが、太陽物理学者の間では、気温低下に向けての警戒感が強まっている。

気体のCO2が温室効果を持つことは科学的事実。その濃度が高くなっているのだから、地球の気温を押し上げる働きをしているのは間違いない。

 京都議定書やパリ協定に基づいて世界の国々がCO2に代表される温室効果ガスの排出削減に取り組むのは、そのためだ。地球の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて2度以内に抑えようという大きな目標が立てられている。

 地球温暖化問題は本来、環境科学分野のテーマなのだが、その台頭には、ソ連崩壊に伴う冷戦構造の消滅が関係しているともいわれる。

 全世界を束ねる緊張のシステムが求められたという解釈だ。そうであれば、科学的根拠を援用した国際政治問題という色彩が強くなる。

国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)では、途上国からの経済支援の要求があるので国際経済とも不可分だ。

                   


 一方の太陽活動の低下は、地球が寒冷化に向かうことを示唆しているので、太陽研究者たちは真剣だ。

 しかし、地球温暖化防止の方向で動いている政治経済陣営や国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)からすれば「いらぬことを言うな」という思いであろう。

 太陽の異変に研究者が注視し始めたのは、この10年以内のことだ。温暖化問題の方が先行していたので、太陽物理学者の声は、いわゆる懐疑派の変則的意見として無視されがちだ。

だが、それでよいのか。太陽活動がこのまま低下すれば、2030年過ぎに太陽活動のピークが消える見通しだ。11年周期で黒点数のピークを迎えることを繰り返してきた太陽の磁場活動が衰弱する。

 太陽の輝きが減るわけではないのだが、歴史上の黒点ゼロ期には地球が寒冷気候に見舞われていたことが知られている。

                   


 CO2の増加による地球温暖化論は、人間の活動のためとする「人為説」。

 太陽活動の低下による地球寒冷化論は、太陽磁場の変動のためとする「自然説」。

2つの自然観と2つの自然現象がそれぞれ衝突する中で、気候変動の対策が論じられ、異常気象が起きている。

激しい寒暖の差が繰り返されたり、日照りや豪雨が頻発したりする極端現象も、温暖期と寒冷期の特徴が突出する形で出現している結果でないだろうか。

                   


 太陽の黒点が少なかった時期のロンドンや江戸では、テムズ川や隅田川が結氷している。

 地球が全般に温暖だったヨーロッパの中世や日本の平安時代には太陽の磁場が強まっていたことが判明している。

 中世温暖期における太陽活動の活発化は、炭酸同化作用で形成された当時の樹木の年輪に含まれる自然界の炭素の放射性同位元素の量で分かるのだ。

 ちなみに、この研究は日本で行われているし、日本の太陽観測衛星も現在の太陽の異変を捉えている。

地球環境問題への日本の貢献は平安時代から続いている。小説「源氏物語」や随筆「枕草子」の中に、当時の京都の気候に関する記述が見られるが、温暖であったことをしのばせる内容が散見される。文学による温暖化問題への貢献だ。日本の文化水準の高さの反映と胸を張ってよいだろう。

                   


 以上のような現実を踏まえれば、これから地球温暖化が一気に進むかどうかは分からない。寒冷化に転じる可能性も大いにあるだろうと思われる。

 パリ協定の批准はこれからだが、日本の対応は2大排出国・米中の対応を見極めてからにしたい。地球温暖化問題は、自然科学以上に国際政治と経済が深く複雑に絡んだ課題なのだ。