「世界津波の日」

明日は、初めての「世界津波の日」です。これは昨年12月、国連が定めたものです。

実はこれ、外務省の説明にもあるように、「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」のフォローアップの意味もあります。SDGsが達成できれば、世界はなかば以上、ミロクの世が到来したような形になるといいます。確かに、こうして防災や災害救助の分野でも、世界が一致結束して協力する世の中に、だんだんなりつつありますね。

スマトラ大地震や東日本大震災など、環太平洋火山帯が活動期に入ったこの10年間、悲しい悲しい津波被害を人類は経験しました。日本でも2万人近い方々が亡くなるか行方不明となり、今なお、思い出すたびに胸が張り裂けるような思いがします。

思えば、人類の歴史とは、悲劇をひとつひとつ乗り越えて、より賢くなってきた歴史でもあります。私達が同時代で目撃したあの悲劇を、次の世代以降が決して経験することがないよう、ずっとずっと祈り続けたいと思います。



■国連で国際的な津波対策を討論 日本など4カ国共催

【ニューヨーク共同】国連が定めた5日の「世界津波の日」を前に国連は3日、国連本部で国際的な津波対策に関する公開討論会を開いた。津波の甚大な被害を経験した日本、チリ、インドネシア、モルディブの4カ国が共催した。

 国連のミュレ事務総長官房長は1996年以降に発生した津波災害によって21カ国で計約25万人が犠牲になったと指摘し「津波は沿岸地域の主要なインフラへの大きな脅威となっている」と述べ、各国に対策拡充を呼び掛けた。

 出席した福井照衆院議員は「堤防を設置するのも大切だが、災害リスクを減らす方法の認識を高めるため協力することが最も重要だ」と話した。