朴大統領、辞意表明。

いやはや、驚きました。朴大統領が突然の辞意表明です。もちろん、政治的には「死に体」と言われていましたから、遅かれ早かれ辞職するのは仕方ないにしても、このタイミングとは驚きです。

深見先生のメルマガをいただいて、ワールドメイトの氷見神事で韓国のこと、朴大統領のことも祈ったばかりです。早速に状況が動いてびっくりです。

もっとも、まだまだ状況は不透明とのこと。辞任にあたっての「駆け引き」が長引けば、混乱がさらに拡大して、朝鮮半島全体の状況が思わしくなくなります。 「日朝、日韓、日中関係 最悪回避 友好改善神事」を奉納させていただき、しっかりとお祈りをし続けたいと思います。



■朴大統領、辞意を表明 時期「国会に委ねる」

 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領(64)は29日、国民向けの談話を発表し、任期途中で辞任する意向を表明した。朴氏は自身が関係する一連の疑惑で批判を浴びてきた。辞任の時期は示さず、「大統領職の任期短縮を含めた進退問題を国会の決定に委ねる」と述べた。ただ、野党は弾劾(だんがい)訴追案を提出する構えだ。与野党が朴氏の辞任の時期や方法で一致できるかは不透明で、退陣への道筋ははっきりしない。

 朴氏は29日午後2時半から、大統領府で約4分にわたって談話を読み上げた。「国政の混乱と空白を最小化し、安定的に政権を移譲できる案をつくってくれるなら、その日程と法の手続きに従って大統領職から退く」とも述べた。

 韓国の大統領任期は1期5年で再任できない。朴氏の任期は2018年2月まで。任期途中の辞任となれば、1987年の民主化以降、初めてとなる。民主化以前では初代大統領の故李承晩(イスンマン)氏が大統領選の不正による反発を受け、米ハワイに亡命した例などがある。

 朴氏をめぐっては、支援者のチェ・スンシル被告に機密文書を渡した問題や、チェ被告が大統領府の前秘書官らと共謀して財閥企業に財団の設立資金を出すよう強要したとされる事件で、検察が「共謀関係にあった」と認定し、世論から退陣を求める声が噴出していた。与党からも辞任を求める声が出ていた。

 野党3党は朴氏に即時辞任を求めるとともに、これまでも弾劾訴追の議決を目指してきた。与党セヌリ党では、朴氏と距離を置く「非朴系」議員を中心に、弾劾訴追案に賛成する動きもある。

 大統領が辞任をしたり、弾劾が決定したりした場合、憲法では60日以内に大統領選を行うと定める。各党が行う予備選の時間が十分にとれないため、朴氏が辞意を表明してから一定期間を置いて正式に辞任したり、憲法を改正して任期を短縮したりする案が浮上していた。朴氏はこうした案を念頭に辞任時期や方法について国会に委ねた形だ。

 一方、朴氏は今回、改めて謝罪したものの、事件の詳細は語らず、辞任するまでどのように政権を運営するかは説明しなかった。

 最大野党「共に民主党」の秋美愛(チュミエ)代表は29日、朴氏の談話を「弾劾を回避する浅知恵だ」と批判した。同党など野党3党は引き続き、国会に弾劾訴追案を提出する構え。弾劾訴追の成立には、与党セヌリ党から28人以上の賛成が必要だ。与党の非朴系議員らは29日、朴氏の辞任の時期や方法をめぐり与野党協議がまとまらなければ、弾劾手続きに入ることを確認した。

 朴氏が10月25日に疑惑の一部を認めて以降、野党の対応は、次期大統領選への思惑がからみ、「即時辞任」や「権限縮小」「弾劾」などで二転三転した。

 政界の一部には、今回のような事態を繰り返さないために大統領制を見直すよう求める声も出ているが、議論は本格化していない。(朝日新聞)