鹿児島沖の巨大溶岩ドーム

先週、鹿児島沖で巨大溶岩ドームが発見されたという報道がありましたが、海外でも驚きをもって受け止められているようです。

鬼界カルデラといえば阿蘇や霧島などと並んで、過去にも「破局噴火」を引き起こし、当時の西日本を壊滅に追い込んだ爆発口です。直径10キロの溶岩ドームとのことですが、もし、これが再び「破局噴火」を起こしたならば、日本人が1億人くらい死んでしまうということですから、日本国も日本文化も消滅の危機です。その後の気候変動で北半球全体が危なくなるかもしれません。

こういう「破局噴火」はだいたい1万年に一回くらい起きてきたのが過去の歴史です。今後100年間に鬼界カルデラが「破局噴火」
を起こす確率は1%くらいとのことですが、地質学的な時間感覚からいえば、明日起こって不思議ではない高い確率といえます。

ワールドメイトでは深見先生が「ヤバい火山」についてたびたび警戒をされ、様々な救済の方法が降ろされていますが、実際に科学技術が発展し、調査が進むにつれ、警戒の内容が正しかったことがよくわかります。ミロクの世がやってくるまで、なかなか気が抜けないですね。



■巨大溶岩ドーム 鹿児島沖で確認 世界最大級直径10キロ

神戸大海洋底探査センターは9日、鹿児島県・薩摩半島の南約50キロにある海底火山「鬼界カルデラ」(直径20キロ)に、世界最大級の溶岩ドーム(直径10キロ、高さ600メートル、体積32立方キロ超)を確認したと発表した。採取した岩石などから、巨大カルデラ噴火を起こす大規模なマグマだまりが成長している可能性があるとしている。

論文が同日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)に掲載された。

 鬼界カルデラは南九州の縄文文化を消失させたとされる約7300年前の噴火で形成されたくぼ地。同センターは昨年10月までの2年間に3回、同大大学院の練習船「深江丸」を用いてカルデラ内部の海底を調査し、その中にドーム状の地形があることを確認していた。

 今回は、この地形から採取した岩石を分析し、鬼界カルデラ形成時の噴出物とは化学的特性が異なることが判明。周辺の断層の調査で、内部が盛り上がったためにできたゆがみを発見した。その結果、この地形が鬼界カルデラ形成以降の噴出でできた溶岩ドームで、少なくとも体積は32立方キロと結論付けた。

 ドームの上部では、熱水が噴出して煙のようにたなびく「熱水プルーム」も既に確認されており、直下で活発な火山活動が続いていると推測している。

 同センターによると、体積40立方キロ以上のマグマを噴出する巨大カルデラ噴火は、日本列島で過去12万年間に10回発生。鬼界カルデラの噴火が最後とされている。センター長の巽好幸教授(マグマ学)は「日本列島で巨大カルデラ噴火が起きる確率は今後100年間に1%だが、最悪の場合、約1億人の犠牲者が出るとされる」と話し、噴火予測に向けてマグマだまりの可視化をめざす考えを示した。