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フェーズ5

つい10日前まで、「豚インフルエンザ」の名前など、ほとんど誰も聞いたことがありませんでした。

しかし、第一報からわずか数日で、感染者および死者数は爆発的に増加。アラートレベルもフェーズ3から一気に4、そして5と引き上げられました。驚くべき速度です。

次のレベルはフェーズ6。恐怖の言葉、「パンデミック」です。

伝染病の恐ろしさをまざまざと実感します。


100年前に大流行したスペイン風邪の死者は、第1次世界大戦も、第2次世界大戦の死者をも上回る大きな被害を残しました。

中世ヨーロッパで流行したペストは、短期間に人口を3分の1にまで減らしました。

考古学者は、いくつかの文明が、絶頂を極めたそのさなかに、伝染病の流行で短期間に消滅していったと推測しています。

人類が直面するもっとも恐ろしい災厄のひとつが、伝染病なのです。新型インフルも、今後、どのように拡大し、変異していくか予測もつきません。

幸いなことに、まだ、タミフルが有効です。そして、日本への流入もありません。


なんとか、早い段階で食い止め、被害を根絶できるよう、祈りたいと思います。



■警戒度「フェーズ5」に=新型インフル拡大で引き上げ-世界的大流行迫る・WHO

 【ジュネーブ30日時事】世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は29日夜(日本時間30日早朝)、メキシコを中心に猛威を振るう新型インフルエンザへの警戒レベルをこれまでの「フェーズ4」から「フェーズ5」に引き上げたと発表した。
 最も被害が大きなメキシコに加え、米国でも人から人への感染が拡大していることが確認されたため。フェーズ5は世界的な大流行(パンデミック)の一歩手前の状態になったことを意味する。1968-69年にかけて発生した香港風邪(インフルエンザ)以来のパンデミックに発展する恐れが高まっており、WHOは世界に強い警戒を呼び掛けた。
 WHOは同日午後、今回の新型インフルエンザに関する科学的検証会合を開催。チャン事務局長は同会合での情報に加え、世界各国のインフルエンザ専門家による緊急委員会のメンバーとも対応を協議し、警戒レベルの引き上げを決断した。
 チャン事務局長は記者会見で、「(今回の)インフルエンザウイルスは急速に変異し、予測不可能な動きを見せている」と、懸念を表明。早急に多くの疑問点への解決策を見いだすのは困難だとの認識を示し、「すべての国がパンデミックに備えた計画を迅速に実行に移すべきだ」と訴えた。

(2009/04/30-08:39)