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GM、いよいよ秒読み

クライスラーに続いて、GMも破綻が迫っています。

ついに「国有化」です。

20世紀を支えたアメリカ資本主義。そして、そのまた中枢の自動車産業が、またひとつ淘汰されます。

ソ連崩壊から約20年が経とうとしています。あのとき、資本主義社会の指導者アメリカが、基幹産業を国有化する事態など、誰が予想したでしょうか。

圧倒的な軍事力と経済力で、一時は世界の単独覇権を握ったアメリカですが、中東政策で軍事的につまずき、自らが発生させて煽った金融バブルが崩壊して経済力が地に落ちつつあります。

その転回点となったのは、やはり2008年8月です。

その2年くらい前から、サブプライム問題などで予兆があったものの、はっきりとした形でアメリカの退潮が明らかになったのは、やはり8月のグルジア戦争と「新冷戦」の勃発、そしてそれに続く金融危機です。

それから一年もしないうちに、ここまでアメリカが弱くなるなど、誰が予想できたでしょうか。

後世の教科書に、必ず大きく書かれるであろう時代に、私たちは生きています。



■GM:米大統領「国有化」正当性を強調

2009年5月31日 11時2分

 オバマ米大統領は30日、米NBCテレビとのインタビューで、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の再建に関して「本当は全く関与したくなかったが(支援しなければ)米経済にとって極めて重要な巨大企業が解体されてしまう」と述べ、GM存続の唯一の選択肢だったとして政府がGM株の72.5%を当初、保有して「国有化」する支援策の正当性を強調した。

 GMが30日夕に設定した債務圧縮の新提案への債権者の申込期限は過ぎた。同意した債権者の割合などは不明だが、ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は、GMが過半数の同意を見込んでいると伝えた。GMは6月1日に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請するとみられている。

 一方、米政府高官は30日、ロイター通信に対し、GMのドイツ子会社オペルのカナダ自動車部品大手への売却合意について「自動車産業にとって明るいステップだ」と歓迎した。(共同)