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イランとイスラエルの新しい時代?

まったく新しい形の平和の枠組みが機能しはじめたようです。

核兵器をめぐって一触即発のにらみ合いが続くイランとイスラエルが、イランのイスラム革命以来はじめて直接会談したそうです。

国際政治学、なかでも現実主義者は、「国家は、お互いの意図がわからないために疑心暗鬼になり、戦争によってその不安を取り除こうとする」と考えます。

そのため、敵対関係にある国家間で、なるべく多くの対話のチャンネルを開くことが、戦争を防ぐ近道となります。

イランとイスラエルの間には、対話プロセスなどまったく存在してませんでしたので、いきなり空爆するかミサイルを撃ち込むしかなかったのですが、こうして相互の接触が始まったことは、大きな前進です。

宇佐神業と機を一にして、こうしてイランの核戦争を防止するチャンネルがひとつ開いたことは、やはり偶然とは思えない何かがあります。


また、イランとイスラエルが話したのは、国際有識者会議の場ですが、これは日本がオーストラリアとともに創設したもの。現在も川口元外相が共同議長を務めています。

日本の努力が、こうして世界の平和に貢献しつつあることは、かなり嬉しいことですね。

ここ最近、大きな危機の予兆とともに、大きな希望も感じさせるニュースが交互に続いています。

すばらしい宇佐神業になりますよう、しっかりお祈りしましょう。


■イランと「非核化会合」で接触=過去30年で初-イスラエル

 【エルサレム時事】22日付のイスラエル紙ハーレツは、イスラエルの原子力政策担当者が先月末の国際会議で、イランのソルタニエ国際原子力機関(IAEA)担当大使と接触したと報じた。敵対関係にある両国の当局者が直接会談に臨んだのは、1979年のイラン・イスラム革命以降初めてという。
 両者は9月29日から30日にかけ、カイロで開かれた国際有識者会議「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND)」関連の会合に、欧米やアラブ諸国の代表らとともに出席した。
 この中で、ソルタニエ氏がイスラエルの核保有を明言しない政策を念頭に「核兵器を持っているのか持っていないのか」と質問し、イスラエル側が笑みを浮かべながら回答を示さない場面もあったという。
 会合は中東地域の非核化推進などをテーマに掲げていた。AFP通信によると、イスラエル当局者はイランの代表者と同席したことを認めたが、イラン側は接触の事実を否定している。
 ICNNDは、日本とオーストラリアが2008年に発足させた協議の枠組みで、川口順子元外相が共同議長を務めている。(2009/10/22-18:56)