FC2ブログ

東アジア共同体と米国

もうひとつ。

鳩山首相が方向転換です。

東アジア共同体に、米国を含めることを示唆したそうです。

「あれ?対米依存からの脱却が主目的じゃなかったのかな?」と首をひねるような話ですが、それとこれとは矛盾しないとのこと。いったいどういう意味なのか、短い記事からだけではよくわかりませんので、いろいろ調べてみて、またゆっくり考えてみたいと思います。

それにしても、ここ数日、米国側から脅しともとれるような警告が続いていました。

また、中国が不穏な動きを見せており、東南アジア諸国も不安を表明していたところです。

鳩山首相の発言が波紋を広げ、東アジアの国際政治に巨大なインパクトを与えています。

まったく新し時代に、自らイニシアチブをとって、この荒波を越えようとし始めた日本です。

紆余曲折はあっても、きちんと行きつくべきところに行きつき、古今未曾有の大繁栄の礎を作ることができるよう、宇佐の神にも祈りたく思います。


■東アジア共同体構想、米国排除するつもりない=鳩山首相

10月25日12時5分配信 ロイター

 [フアヒン(タイ) 25日 ロイター] 鳩山由紀夫首相は24日夜、訪問先のフアヒンで同行記者団に対し、自らが提唱している「東アジア共同体」構想について「アメリカを排除するつもりもないし、どの国も排除するつもりもない。東アジアの国々の協力が根底にあるようなものを重視したい」と語った。
 その上で日米関係について「アメリカの考えに依存しすぎて自らの主体的意思を持たなくなった日米関係ではなく、非常に対等な日米関係を目指す」と指摘。「日米、東アジアを両方とも重要というメッセージを出すことがとても大事。一方に偏らないようにしているのは事実だ」と対等な日米関係の構築とアジア諸国との関係強化を進めていく考えを示した。 

■東アジア共同体構想 同床異夢…中国“横取り”

10月25日7時56分配信 産経新聞

 【フアヒン(タイ中部)=宮野弘之】タイで開かれている東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会合で日本と中国は24日、「東アジア共同体」構想に向けた姿勢をそれぞれ表明。共同体をめぐる地域での主導権を競う形となった。これに対し、ASEAN首脳は将来の統合の形としての共同体構想は歓迎しながら、あくまで「ASEAN統合が第一歩」(アピシット・タイ首相)として日中の綱引き合いに警戒感を隠さない。インドやオーストラリアの思惑も交錯し、東アジア共同体構想は、まさに同床異夢といえそうだ。

 「東アジア共同体構想について伺いたい」。ASEAN首脳会合の議長を務めるアピシット首相は24日、鳩山由紀夫首相との会談の冒頭、こう切り出し、説明を迫った。

 「われわれはこれまで成し遂げたことを誇りを持って振り返ることができる」と、一連の首脳会合の開会宣言で強調したアピシット首相はじめASEAN各国首脳にとっては、日本の提案はこれまでの取り組みを、まるで評価していないように映ったようだ。

 日本に対するASEAN側からの小さな疑念のすき間を縫うように、中国の温家宝首相は24日のASEAN首脳との会談で、ASEAN統合への協力推進とともに将来の共同体実現に向け協力していく考えを示し、中国主導での共同体実現に意欲を示した。

 先の日中首脳会談で日本側が東アジア共同体について説明した際の反応は冷ややかだったにもかかわらず、今回のASEAN首脳会合の直前、中国外務省幹部は、記者会見で中国が同構想を会合で取り上げる方針であることを表明した。

 中国はASEAN首脳との会合でASEAN向けに創設する100億ドルの投資協力基金などを活用しASEAN加盟国間の格差を是正し統合を促すことなどを表明。さらに知財保護を含めた情報交換を行うASEAN・中国センターの創設などを盛り込んだ覚書をかわした。来年1月には中国・ASEAN自由貿易協定(FTA)に基づきASEAN中国自由貿易圏(ACFTA)が事実上スタートする。中国を中心とする経済圏構想は着々と形作られている。

 いまのところ中国は「東アジア共同体」にどの国が含まれるのか言及していない。日本はこれまで中国を牽制(けんせい)する意味で、インドやオーストラリアがASEANとの連携を強化することを支援してきた。もっとも、オーストラリアのラッド首相は昨年来、米国も含むアジア太平洋共同体の2020年までの創設を提唱。25日の東アジア首脳会議で各国に同構想を改めて説明し、賛同を求めていく考えだ。