FC2ブログ

ヨーロッパの新時代

EUに初代大統領の誕生です。

世界はまた一歩、新しい時代を開きました。

そもそも欧州連合は、協調の必要性を唱えたクーデンホ―フ・カレルギ―伯爵の理想から始まったものです。そして、カレルギ―伯爵の母親こそ、香水「ミツコ」の名前のもとになった日本人女性、青山ミツコ女史。

戦乱と反目の歴史を2千年近く繰り返してきたヨーロッパに、日本的な思想の一厘が足されて、今日のような統合の歩みが始まったのです。ワールドメイト会員には、お馴染みのエピソードですね。そう考えると、初代大統領が俳句を詠むというのもまた、不思議な偶然です。

EUが今後、どのような動きをするのか、まだまだ不透明です。日本にとって味方になるのか、ライバルになるのかもまだわからないことだらけ(基本的に、素晴らしいパートナーになる可能性が高いのですが)。揺り戻しや反動、行き過ぎや停滞など、思わぬ困難が幾多もあることでしょう。

それでも、こうして、小さくてもゆっくりでも、一歩また一歩と、世界がみろくの世に近付いていることを、素直に嬉しく思います。


■俳句詠みの調整型政治家=ファンロンパイ初代EU大統領

 フランス語を話す南部ワロン系住民とオランダ語圏の北部フラマン系の政治対立で分裂の危機もささやかれたベルギー政局の救世主として、調整能力が見込まれ、国王アルベール2世から昨年12月、首相に指名された。
 自身はフラマン系だが、ワロン系にも理解を示す。EU臨時首脳会議後の記者会見には、英、仏、オランダ語で臨み、27カ国から成るEUの初代大統領として、言語能力の高さという重要な資質が備わっていることを見せつけた。
 中道右派のキリスト教民主フランドル党に属する。1993~99年に予算相を務め、債務残高の大幅削減に尽力。2007年には下院議長に就任した。
 思索に関する著作もあり、「政治が人生のすべてではない」が信条。控えめなユーモアを織り交ぜた俳句をオランダ語で詠む風流人でもある。
 1947年10月31日生まれの62歳。ヘルトライ夫人との間に4人の子供。(2009/11/20-09:03)