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中国が削減目標発表

ついに中国がCO2削減目標の発表です。

COP15を前にして、発言力アップを狙ったものとされますが、それでも大きな進歩ではあります。

日本、そして米国、欧州の働きかけが、ようやく成果をあらわしはじめました。

しかし、この目標値はGDP値と連動する形ですから、実際に温暖化促進ガスの排出量が減少するかどうかは未知数です。

また、そもそも中国で発表されるGDP値が正確なものかどうか誰にもわかりませんし、どうやって計測するのか、またどうやって実際に減らすつもりなのかまったくわかりません。言うだけ言って、何もしない可能性も多いにあります。

それでも、中国が消極姿勢から積極姿勢に転じたのは偉大な進歩です。

いよいよ12月にはCOP15。なんとかここで地球温暖化を食い止めて、人類を救って欲しい。

祈りに力が入りますね。


■GDP比で40~45%削減 中国がCO2で数値目標発表

2009.11.26 19:59

 【北京=矢板明夫】26日付の中国国営新華社電によると、北京で開かれた国務院(政府)常務会議で、中国は2020年まで二酸化炭素(CO2)排出量を、GDP(国内総生産)比で05年水準より40~45%削減する行動目標を決定した。温室効果ガス排出量が世界一の中国が、CO 2排出削減の具体的な数値目標を打ち出したのは初めて。温家宝首相が出席する12月の国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15、コペンハーゲン)の成功に弾みをつけ、中国の発言力を高める狙いがあるとみられる。

 中国は近年、急速な経済成長に伴いCO 2排出量が急増し、07年から米国を抜いて世界一となった。これまで国際会議の場などで各国から削減を求められてきたが、中国は「国民1人当たりの排出量は少ない」「発展途上国には発展の権利がある」とし、取り組みに消極的な姿勢を示してきた。

 中国が積極的な態度に転じたのは、9月にニューヨークで開かれた国連気候変動首脳会合だった。鳩山由紀夫首相が「1990年比で2020年までに25%削減」と言明したのに続き、胡錦濤国家主席は「20年までに05年比で大幅削減するよう努力する」と前向きな姿勢を示し、注目された。

 このときは具体的な数値目標に言及しなかったものの、各国からおおむね高い評価を受けた。中国紙、国際先駆導報は「金融危機以後、経済分野における“世界の救世主”と欧米メディアに称された中国が、気候変動問題でもリーダーシップを発揮するようになった」と、胡主席の発言を絶賛した。

 胡主席の演説を受け、各省庁は11年からスタートする第12次5カ年計画の作成に向け、「温室効果ガス排出権取引制度」の導入や、原子力発電の推進など具体的な対策を検討。今回発表した40~45%の削減目標は国内の専門家の予想を超える高い設定で、中国経済に一定の影響を及ぼす可能性もあるとみられる。

 しかし、新華社電は「国情に基づいた政府による自発的な行動」と新目標を説明し、国際的な削減義務ではないことを強調している。数値は排出総量ではなく、GDP比であるため、中国の高成長が続けば排出量が増える可能性もある。